兵庫県の尼崎ボートレース場でボートレーサーの松本勝也選手がレース中に転覆、後続艇と接触し病院へと搬送されたものの、2月9日の午後4時12分に死亡が確認されました。松本選手はベテランレーサーとして人望が厚かっただけに、業界内、そしてファンからは哀悼の声が相次いでいます。
松本勝也プロフィール
本名: 松本勝也
生年月日: 1971年9月1日
出身地: 兵庫県
身長: 162cm
血液型: O型
尼崎ボートレースで松本勝也選手がレース中に死去
尼崎ボートレース場にてレース中に転覆、後続艇と接触した松本勝也選手。その後、西宮市内の病院で死亡が確認されました。該当のレースは「第63回近畿地区選手権競走」と銘打って行われた、強豪が集うG1競走の第4日、第9レースの1周2マークでの出来事でした。関係者によると、松本選手は事故後に直ちにレスキュー艇によって救助されたが心肺停止の状態。point 283 | 1
AEDなどで蘇生作業を行ったものの、そのまま帰らぬ人となりました。レース開催中の選手事故死は、2013年11月の下関ボートレース場での鈴木詔子選手以来で31人目。ボートレース尼崎では04年以来2回目の死亡事故となり、アスリートが常に死と隣り合わせで戦っているということが分かります。
人望が厚かった松本勝也選手に哀悼の声が相次ぐ
松本選手は1996年から24年間、ボート界最高クラスのA1級をキープしており、丁寧な物腰で、人望も厚いベテランレーサーでした。松本選手が亡くなった当日、第12レース終了後に関係者から死亡が伝えられると、それを耳にした多くの選手、そしてファンたちが涙し、哀悼の声を寄せたとのことです。point 220 | 1
上記のケースを見ても分かるように、ボートレースは死亡事故が多い競技のひとつです。常に危険が伴うだけに、ボートレースの特訓はかなり厳しいことでも有名ですが、ベテランレーサーであってもこのような事故に巻き込まれてしまうほどシビアな世界であると思い知らされます。
まとめ
このように、レース中の事故で48年間の人生を終えた松本勝也選手。「勝ちゃん」という名で親しまれ、長年の間多くのファンがついていたベテランレーサーですが、今後もその手腕ぶりは長く語り継がれることでしょう。ご冥福をお祈りします。安らかにお眠りください。