女優の矢田亜希子さんは、1995年にドラマ『愛していると言ってくれ』に出演し、17歳で女優デビューを果たしてから、数々のドラマや映画で活躍してきました。美しく清純派の矢田さんは「お嫁さんにしたい女優No.1」にも選ばれたこともあり、その影響もあってか映画初主演を果たすなど、一流女優として芸能界を邁進してきました。
そんな矢田さんは現在、バラエティ番組を中心に活躍しているようです。
『クイズ!THE違和感』
『ごはんジャパン』
『一発当てた人の豪邸を覗き見!世界の〇〇御殿』
『日曜日の初耳学』
『ワールド極限ミステリー』
2022年4月の1カ月だけでも、5つのバラエティ番組に出演しています。
バラエティ番組出演が増えたきっかけは、2017年に『沸騰ワード10』に出演した時、『コストコ』にハマる姿が密着されたことだといいます。
矢田さんの “ぶっちゃけキャラ” がウケているのに加えて、芸人軍団と横並びになってもまったく動じずに仕事をこなす姿にも好評を受けているようです。
では、この原動力はどこからきているのでしょうか?
それは矢田さんが乗り越えてきた “修羅場” の数ではないかとされています。ここ15年の矢田さんの芸能界の道のりは、修羅場続きでした。
修羅場の始まりは、2006年にドラマで共演した押尾学さんとの交際でした。それが世間に知られると、矢田さんの人気は急降下しました。その後、2人は結婚しましたが、2009年8月に押尾さんが麻〇取締法違反で逮捕されました。直後、矢田さんは離婚を発表し、それを機に芸能活動を休養することになりました。
翌年、刑事ドラマで仕事復帰後、地上波連続ドラマの主演を務め順調に芸能界復帰を果たしました。復帰はしたものの、騒動後はギャラも下がったそうですが、幼い息子を女手一つで育てるため、一生懸命仕事をしていました。
しかしその後、新たな事件が起こりました。2012年の事です。矢田さんは『森田一義アワー 笑っていいとも!』の有名コーナー「テレフォンショッキング」に出演した際、番組恒例のゲストが次のゲストとして、“友達芸能人”を選ぶときに耳を疑うひと言を発しました。
「お友達ではないんですけど、大先輩の女優さんで、私の大好きな大竹しのぶさん」
自信の友達を紹介するというコーナーなのに、電話口の相手に『はじめまして』と挨拶したのは番組初の事態となりました。
しかし、これも現在の矢田さんのバラエティキャラに繋がったのかもしれません。
有名番組で、前代未聞の “やらかし” をする姿や、コストコで突如10万円以上も爆買いする姿を見たら、矢田さんならバラエティで笑いをとれそうと思わせるだけの説得力ありそうです。
よくも悪くも、キャラ路線変更は成功したのかもしれません。
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