人間が最も恐怖を感じる高さが11メートル。いくら高所恐怖症のない人でも、高いところに上がれば恐ろしいものでしょう。
高所恐怖症だけでなく、意外とたくさんの人が自覚する恐怖症があるようです。このような現象は自分の命を害する脅威要素に本能的に反応する一般的な症状であります。しかし、あまり知られていない特異な恐怖症もあるようです。
それは私たちが日常生活の中で何気なく向き合う物や状況に対して激しい恐怖を感じるのであります。今回は少しはなじみのある「特異恐怖症」を紹介します。
お金恐怖症
お金に関連して悪い記憶に影響され、トラウマが生じたケースが多いようです。
お金恐怖症の人はキャッシュを見るだけでも体が震えて激しい恐怖心を感じるという。
ボタン恐怖症
タートルネックの印象が強いスティーブ·ジョブズにもボタン恐怖症がありシャツの着用を避けていたそうです。特にボタン恐怖症の人は金属よりもプラスチックボタンにもっと恐怖症を感じます。もっとひどい場合には、ボタンが呼吸器を塞ぐという想像までする場合もあります。
携帯電話不携帯恐怖症
携帯電話がないと連絡ができないかと不安になる恐怖症です。 現代の人はたくさん持っている症状だそうです。
チーズ恐怖症
特定のチーズと関連して良くない経験を持っており、トラウマのひどい人々がチーズ恐怖症に悩まされるといいます。チーズを食べなくても、見るだけ、匂いをかぐだけでイライラし不安を感じます。
長い単語恐怖症
暗記科目を俄仕込みで勉強するとき、とても長い単語のせいで苦労を経験したことがありませんでしょうか。
このような経験が続いたり非常に衝撃的な場合、長い単語に対する恐怖症に悩まされるということです。
あいにくにも長い単語恐怖症の心理学の正式名称は「Hippopotomonstroquipedaliophobia」です。
お風呂恐怖症
水を恐れるのと違い、 洗うのが怖い恐怖症であります。
自分がシャワーを浴びるのはもちろん、他人が洗う姿を見るだけでも非常に不安感を感じ、恐怖心に包まれるといいます。
鏡恐怖症
ホラー映画の素材としてもよく使われる”鏡”に恐怖心を感じる人がいます。
このような人の場合は鏡の中から何か飛び出したり幽霊がいると思って不安を感じます。特に鏡に映った自分の姿を恐れる場合もあります。
深海恐怖症
深い海や海の中の魚類の写真を見ると息苦しく感じたり緊張し、恐ろしさまたは恐怖を感じる症状です。
水に触れられない恐怖を感じる水恐怖症とはまた違いますね。
風船恐怖症
風船自体に恐怖を感じる症状ではなく、風船が”壊れるか心配で”不安がる症状だといいます。
そのため、風船恐怖症の人々は風船の多いパーティーに行くことをはばかります。オプラ・ウィンフリーも風船恐怖症であると知られています。
視線恐怖症
人と目を合わせることに恐怖を感じ、視線を真っ直ぐに向き合えない恐怖症をいいます。
へそ恐怖症
人のへそを見たり 自分のへそに触ることを非常に不快に思う人々がいます。
野菜恐怖症
野菜に恐怖を感じる症状をいいます。テーブルに野菜が載ってくるとテーブルを覆すこともあるそうですね。
ピエロ恐怖症
400人のうち1人がピエロに恐怖を感じるというほど、意外に多くの人が感じる恐怖症です。
このような心理を活用してホラー映画制作者たちはホラー映画にピエロを登場させ、恐怖感を倍増させています。
階段恐怖症
階段でけがをしたことがある人によく現れ、階段の前に立つと目まいがしてエレベーターだけを利用しようとします。
トライポフォビア
小さなものなどが何個も集まっている模様や 凝っているものを見ると恐怖を感じる恐怖症です。