携帯電話を持っている人の誰もが経験することとして、知らない電話番号からの着信があります。店にかかってくる電話を転送している場合には、たとえ知らない番号であったにしても電話に出なければなりませんが、そうした事情がない場合には、ほとんどの人はすぐには電話に出ようとしません。そして、かけ直そうとする時に必要なのは、番号検索をすることです。これをすることにより、リスクをある程度軽減することができます。近年では、携帯電話を使った詐欺というのも起きており、それに巻き込まれずに済むことができるようになります。
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番号検索をすると、ちゃんとしたお店、会社の場合にはホームページに記載された電話番号が表示されます。もし番号検索の結果、こうしたところからかかってきたということであれば、堂々とかけ直すことができます。見覚えのないところであれば、前に使っていた、同じ携帯電話の番号だった人に関するものである可能性が高いため、間違い電話であることを伝えて、次からはかかってこないようにすることも大事です。こうした前の持ち主に関する電話も多く、その都度、間違いを指摘する、もしくは前に間違い電話がかかってきた番号を登録するのも大事です。
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一方、固定電話でありながら、明らかに知り合いがいないであろう地域から電話がかかってくることもありますが、この場合は高確率で間違い電話である可能性が高いため、そのままスルーをしておいても問題はありません。本当に緊急の電話であれば、何度もかかってくることになります。その時に電話に出て、要件を確認することが大切です。下手にかけ直してしまい、面倒なことになるのは避けたいところです。それを避けるためには、ひとまず番号検索をしてから様子を見ることが大事であり、再度かかってきた時に電話に出る程度で十分です。
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難しいのは、携帯電話の番号の場合です。番号だけではどこの地域かもわからないため、必ず番号検索が必要です。もし迷惑電話として何度も別の人にかけている場合にはその番号がデータベースなどに登録されていることがあります。こうしたデータベースは迷惑電話、もしくは詐欺に関する電話がかかってきた時に不特定多数の人が登録をして成り立っています。そこにその番号があれば注意が必要であり、無視が一番です。下手に電話をかけてしまえば、電話番号が生きていることが伝わってしまい、今後様々なところから電話がかかってくることになります。
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フリーダイヤルからの電話も多くなっています。企業からの電話であることは間違いなく、調べれば必ず出てきます。安全であることは間違いありませんが、急にフリーダイヤルからかかってくるのは不安です。その要件がどういうものかを確かめ、営業に関する電話であれば、二度とかけてこないようにするなどの対策が必要です。クレームになることを避けたいと相手も思うため、二度とかけないでほしいと言えば、たいていの場合は名簿から消してくれます。もう一度かけてきた場合には、強い口調でクレームであることを伝えればそれで大丈夫です。
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安全を確保するためにも、番号検索は必須です。そして、固定電話であればその地域を見て判断し、携帯電話の番号であれば、迷惑電話として過去に使われていた番号ではないかなどを調べれば大丈夫です。本当に知り合いであれば、留守番電話にメッセージを残す、もしくは知り合いを通じて連絡を取ろうとするなどのことをしてきます。そして、何度も電話をかけてくるため、そこで判断をすることも必要です。人によっては登録のし忘れというのもあるので、連絡先を交換したらすぐに電話帳に登録することをおすすめします。