京都造形芸術大の東京キャンパスで行われた、美術家・会田誠氏による公開講座により、環境型セ〇ハラで精神的苦痛を受けたとして、受講した美術モデルの女性が大学側を訴訟した件について賛否両論が相次いでいるなか、会田氏本人がSNS上で自身の見解を述べ、反論しています。
大学の公開講座でセ〇ハラが行われた?
受講した美術モデルの女性は2018年4月~6月に全5回行われた「ヌードを通して、芸術作品の見方を身につける」という社会人向け公開講義を受講したそうです。そこで問題になったのがその公開講座の内容です。講義では「涙を流した少女がレ〇プされた絵」「全裸の女性が排泄している絵」「四肢を切断された女性が犬の格好をしている絵」などがスクリーンに映し出されたといい、また会田氏も「デッサンに来たモデルをズ〇ネタにした」などと下〇タを口走ることがあったそうです。女性は精神的ショックにより急性ストレス障害の診断を受けたそうです。point 332 | 1
大学側がセ〇ハラを認めるも…?
これにより、女性は大学に設置されているハラスメント対応窓口に相談したそうです。しかし、大学側は講座の内容についてセ〇ハラがあったと認めながらも、示談の条件として今後、大学に一切関わりを持たないなどの内容を提示したそうです。それには同窓会の出席もNG、モデルとしての仕事場にも入ってはいけないというような内容も含まれます。これにより、女性は大学側の対応にも不信感を持ってしまったようです。point 261 | 1
会田誠氏がTwitterにて反論!
続き)落ち着いた文化教養講座をイメージしていたなら、すごいギャップがあったでしょう。僕は芸術が「落ち着いた文化教養講座」の枠に押し込められることへの抵抗を、デビュー以来大きなモチベーションとしてきた作り手です。(続く
ADVERTISEMENT — 会田誠 (@makotoaida) February 27, 2019
続き)そして言外に欲情は禁じられてる。これってなんなんだ? 何ゆえなんだ? 歴史的経緯は? 美術・芸術の領域(具体的には芸大上野キャンパス)から一歩出た世間は、まったく違う風か吹いているじゃないか? どっちが嘘をついているんだ? どっちが病的なんだ? そういう問いです。
ADVERTISEMENT — 会田誠 (@makotoaida) February 27, 2019
今回の騒動を受け、会田氏は自身のツイッターを更新し、騒動について「寝耳に水でした」とコメント。女性が問題視した例の発言については、あくまで芸術的問いからの発言であるとしています。
ネット上の意見は?
会田氏といえば、少女や暴〇などをセンセーショナルに描いた作品の数々で知られ評価されている日本を代表する芸術家で有名です。それだけに、ネット上では「西洋美術のお綺麗なヌードしか想起しなかったのかな?退席すればよかったのに」「会田誠を知らない状態でたまたま見てしまって傷つくのは分かるけど、告知されていた講義の講師を知らなかったのは自分が悪いのでは?」「どういうところか知らないでパチンコ屋でバイトしたら騒音ストレスとタバコの煙で精神的肉体的苦痛を受けたと訴えるようなもの」と、少なからずとも会田氏に同情するコメントも多いです。今後の進展に注目したいところですね。point 353 | 1