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大学教授、“胎児の段階”で学歴がある程度まで予測できるようになると語る「親ガチャは本当なんだ」「子供たちごめん」


慶應義塾大学文学部の安藤寿康教授は、最新の研究では遺伝的なスコアが高いほど最終学歴が高くなることが分かっており、将来的には“胎児の段階”で学歴がある程度まで予測できるようになる可能性もあると語っています。ネット上では、「親ガチャ確定」と話題になっています。

※本稿は、安藤寿康『生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋』(SB新書)を参考にしています。

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出典:Google

人の才能は遺伝子で決まってしまうの?という疑問を抱いたことはないでしょうか。個人レベルで遺伝子を調べることにより、ある程度は能力を予測することが可能になりつつあります。例えば、体重の遺伝率は90%以上だということはわかっています。これは環境を変えても体重を変えるのは一般的にはなかなか難しいですよということを示しているのであり、あなた個人にぴったり合ったダイエット法に出会って、体重が劇的に減ることは絶対にありえないとまでは言っていないのです。point 347 | 1

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母親の胎内にいる時に遺伝子検査を行うことで、将来的な学歴についてもある程度わかるようになってきています。もちろん環境の影響も50%はあり、関連のあるSNPや遺伝子がすべてわかっても、双生児研究で見出された遺伝率50%を超えるわけではないのですから、遺伝子検査だけで子どもの将来が確実にわかるわけではありません。それでもその人の大学進学の潜在能力のセットポイントは具体的に数値化され、難関大学に行ける可能性が高いか低いかについては、一昔前の天気予報程度、いまの地震の予測確率以上には当たるようになってくるでしょう。point 256 | 1

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ネット上では、「親ガチャ確定やん、つら」「子供たちごめんね」「両親共に低学歴だけど子供が超高学歴の家庭たまに見かけるけどなんでなんだろ」などと様々な意見が寄せられていました。

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