上白石萌音さん(24)は、最近放送されているテレビ小説・カムカムエヴリバディのヒロインに抜擢されたり、舞台版・千と千尋の神隠しの主役である千尋役を演じるなど演技力抜群の大人気女優です。女優のほかにも昨年末のNHK紅白歌合戦にて、美しい歌声を披露するなど幅広い分野で活躍を見せています。
上白石萌音さんは現在、明治大学の国際日本学部に所属しており、学業に女優業にと大忙しの毎日を送っています。
ある日、彼女は大学の英語の授業終了後、教授と単位の相談をしていました。あまりの人気ぶりによって、一般入試で入学した明治大学の卒業に、黄色信号が灯っているというのです…。
上白石萌音さんは幼い頃に3年間メキシコで暮らしていたことがあり、英語とスペイン語が話せるトリリンガルです。帰国後、中学1年生だった彼女は『第7回東宝シンデレラオーディション』で審査員特別賞を受賞したのをきっかけに芸能界入りしました。2014年に映画『舞妓はレディ』で主演を担った頃から仕事が増えだし、多忙な毎日が始まったのにも関わらず、学業とも両立して且つて希望していた名門・明治大学に現役で合格しています。所属学部である国際日本学部は英語の授業が中心で、帰国子女も多い学科です。上白石萌音さんは舞台芸術論や日本映画史などを学んでいて、入学当初はイベント取材などで仕事と大学生活について『気合とガッツで』両立していると答えていました。
忙しい仕事の合間をぬって授業に出席する上白石萌音さんの姿は、ゆったりした丈の長いスカート姿に薄化粧のことが多く、決して芸能人っぽいオーラは出ていなかったようです。授業には非常に熱心に臨んでおり、英語力は普通の学生より確実に高かったそうです。授業中のルールで日本語禁止があるらしいのですが、大半の学生は英語が難しく日本語を使ってしまう一方、上白石萌音さんはすべて英語で、発音も綺麗だといいます。
このように熱心に学業をこなしていても、未だに卒業に十分な単位が取得できていない様子です。順調ならば一昨年3月に卒業予定でした。ここまでくると中退という選択をしてしまいそうですが、彼女は将来的に英語を含めたいくつかの言語を学びたいという夢があるため、大学卒業に強いこだわりを持っているのだといいます。
明治大学は、学則で《学部の修業年限は4年とし、同一学部には、8年を超えて在学することができない》と定められています。今年4月から在学7年目を迎える上白石萌音さんにとって、残された時間はあと2年です。そんな中で目撃されたのが、“単位交渉”の現場なのです。
「先生、私は単位をもらえそうですか?」
「うーん、難しいと思います……。出席しないと単位は取れませんよ」
「どうしても授業に出られないんです。代わりに課題をやりますので……」
成績はいいものの、やはり単位取得が難しい状況にある彼女は、授業後に廊下で先生と深刻な表情で話し込んだり、切実な表情で単位くださいと訴えていたそうです。なんとその交渉さえ英語でしており、やはり英語力だけで言えばクラスの誰よりも高いということが分かりますね。
人気芸能人はよく大学卒業という壁に悩まされているというニュースをよく耳にしますよね。例えば、東京女子大学を6年かけて卒業した多部未華子さんや、フェリス女学院大学を7年かけて卒業した桐谷美玲さん、日本女子体育大学を8年かけて卒業した土屋太鳳さんなど、時間がかかっても卒業に向けて努力する方が多いです。しかし、残念ながら広末涼子さん(早稲田)や福原愛(早稲田)など、本業との両立に苦しみ中退を選択した人も多いですよね。上白石萌音さんは前者になろうと努力している最中です。
上白石萌音さんが所属する事務所は、明治大学在学の事実や今後の見通しについて「プライベートなことなのでお答えすることはありません」と発言しており、正確な状況はつかめていません。
ドラマや舞台など引っ張りだこの大人気女優である上に、名門大学卒業なんて本当に大変ですよね。あと2年以内にどうか卒業できることを願っています!
教授!単位ください!
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