俳優・梅宮辰夫さんの愛娘として知られ、最近ではユーチューバーとしてYoutubeに動画を投稿し、活動している梅宮アンナさん(46)。独身時代は元タレント・羽賀研二との交際がワイドショーを賑わせていた過去を持ちますが、男に翻弄されてきた自身の人生について、また、結婚や出産・離婚ついても語りました。
「私がこの世で一番苦手なことは恋愛」
恋多きアンナさんは、数々の男性と経験があるイメージですが、実際はそうではないと言います。そこで、アンナさんが過去の恋愛事情について赤裸々に告白しました。
「私、恋多き女と思われがちですけど、一人の人との交際が長くて濃いので同年代の女性に比べて多くないと思います。最近、「私がこの世で一番苦手なことは恋愛だ」と気がつき、もう恋愛はやめようと。最後の恋は5年前。自分に合わないことにこれまですごい時間を費やしていたな、とつくづく思います。」
「私がいいなと思う男性は出会った時は最高なのに、後々、最低の大っ嫌いになるタイプ。自己中心的な人ですね。私は意外と我慢して相手に合わせちゃうんです。じっくり友達からというのもできない。出会ってすぐに自分の方が好きになってスタートしたい。」
と今までの恋愛は一目惚れが多かったと話すアンナさん。そのため自然と容姿が重要になってくると話しています。
「だから、外見がカッコイイ人に引かれます。私は身長168センチ、ハイヒールも履きたいし、背が高い男性を見上げて、下から抱きつきたい。顔は濃いのが好きなわけではなくて、整っている人が「いいな」と思う。そういう人に出会ったら「また会いたいな」ってワクワクしちゃう。
甘えたいので、年下はちょっと……。お金持ちに興味があるというわけでもなく、冷めてる人もイマイチ。父親? 厳しい人なので、苦手なタイプですね(笑い)。」
と父親の梅宮辰夫さんについても苦手なタイプと話すアンナさんは、異性に求める条件がかなり厳しいようです。ただ、過去にはなかなかのエリートと交際していた経験もあるのだそう。
「記事にはなっていないけど、いわゆるエリートといわれる医者とか実業家、銀行マンとお会いしたことも。でも、エリートってそれまであらゆる誘惑に打ち勝ってその地位を築いた人だから、オレ様的だったり。例えば、大学病院のER勤務のお医者さん。すごく忙しくて会う時間がないでしょ。「会いたい」なんて言うとうっとうしがられちゃう。だから、エリートはむしろ避けてきました。」
「付き合ったら、女性を束縛する男性だったこともあります。私の仕事が気に入らなくて「しなくていいんじゃない」と言うから実はお仕事を休んでいた時期も。でも、休んでいるとだんだん「この人はなんで私を好きなのかな」と疑問を感じるようになりました。」
さらに、当時、メディアに大きく取り上げられていたタレントの羽賀研二さんとのスキャンダルについても「不思議でしょうがなかった」と話すアンナさん。
「みなさんによく知られている男性との交際は振り返ると、私は必死で純愛していたんだなと思います。カッコイイ人だなってウットリしてた。自分ではただ純愛しているだけだったのに、マスコミに毎日追いかけられて何がそんなに面白いんだろうと不思議に思っていました。」
「彼と別れる決心をしたのはハワイで知人の結婚式があった時」
多額の負債を抱えていた羽賀研二さんとの交際は、周囲が猛反対していた話すアンナさん。特に父親の梅宮さんは、羽賀さんを公然と批判し、交際に強く反対していたため、たびたびマスコミを賑わしていました。一方、アンナさんは、報道と実際の羽賀さんとはかなりギャップがあったため、「なぜみんながそんなに騒ぐのかわからなかった」と話しています。
「彼(羽賀研二)は女性を楽しませるのがうまいから、母や母の友達には評判がよかった。他人を悪く言わないし、芸能界がまだわからない私に、朝、どんなに疲れて現場に入っても「疲れてません!」と言うんだよと教えてくれた。どんなに生意気なことを言っても絶対に手も上げなかった。彼と付き合ってそんなにひどいと思ったことはありませんでした。」
「彼がお金で大変な思いをしているから、できるだけのことをして助けなきゃって行動していました。別れた後、肩代わりした借金を少し返してもらおうかなと伝えたんですけど「誰も頼んでないし」と。確かにその通りだけど、すごい言いぐさだなと思いました。でもね、恨んでいません。彼と別れた瞬間、肩代わりした以上のお仕事をたくさんいただきました。打算で付き合っていなかったご褒美かなと思いました。」
周囲の心配をよそに、羽賀さんの借金を肩代わりしてしまうほど好きだったアンナさん。しかし、知人の結婚式に参加した際、ふと別れようと決心したと言います。
「彼と別れる決心をしたのはハワイで知人の結婚式があった時。式の最中に彼を見ながら、急に彼との結婚はワクワクしないと気付いたんです。当時、彼が始めた沖縄のお店をめぐって争いごとが増え、価値観の違いを感じるようになっていました。そして式の夜、セキュリティーの人が飛んでくるほどの大喧嘩に発展し別れを決意しました。」
「翌日、ハワイの空港に彼を送って「バイバイ」と別れてそれっきり。別れ話はしなかったので最初は彼から1日5000件くらい電話がかかってきましたけど、いっさい出ませんでした。」
1日に5000件も電話をかけるほどアンナさんに執着していた羽賀さん。
それもそのはず、羽賀さんにとっては大きな金づるを逃したようなものです。しかし、アンナさんは、破局から20年経った今でも羽賀さんついて聞かれることがあるそうです。
「今、彼についてマスコミからコメントを求められることがあります。でも、私には世界一どうでもいいこと。最近、仕事の方が楽しいと気がつきました。4月からメークレッスンと題して、モデル時代から集めてきた私の大好きなコスメグッズやメーク術をファンの方々に伝える機会を頂きました。5、6月も予定していてお客さまとの触れ合いが楽しみで仕方がありません。そんな私を好きになってくれる男性が最高ですね。」
最後にした恋愛は5年前だと話していたアンナさん。”恋愛をやめよう”と決意はしたものの、やはりどこかで素敵な男性との出会いを期待しているようです。男に人生を振り回されたものの、いつまでも恋を求める気持ち変わらないのでしょう。