ウクライナ政府が先日にSNSに投稿した動画で、昭和天皇の顔写真をナチスのヒトラーやイタリアのファシズム指導者ムソリーニと共に掲載したことに日本国内のネット民などから批判が多く集まっています。
こういった事態を受け、ウクライナ政府は動画から昭和天皇の顔写真を削除し、謝罪しました。動画は「現代ロシアのイデオロギー」と記した映像で、主にロシアの「差別主義」を非難しています。
問題の場面は1分付近で「ファシズムとナチズムは1945年に敗北した」と記し、昭和天皇ら3人の顔写真を並べていました。
動画は1日に投稿されていましたが、23日以降にネット上でさらに拡散され「支援してその仕打ちなの?」「昭和天皇をヒトラーと同一視した」というような批判が殺到していました。
ウクライナ政府は「誤りを犯したことを心からおわびします。友好的な日本の方々を怒らせるつもりはありませんでした」と謝罪文をSNSに投稿しました。またこの動画に関して、外務省からウクライナ政府に抗議、削除要求し、問題の動画は削除されたようです。
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