女性2人、犬2匹が漂流・・・
ホノルル、ハワイ州、ハワイからタヒチを目指す途中エンジンが故障したヨットで、太平洋を5か月間も漂流していた米国人女性2人と犬2匹が10月25日、無事救助されました。
米海軍が10月26日、発表しました。
5月30日から5か月間の漂流
ホノルル在住のジェニファー・アッペルさんとタシャ・フイアバさんは5月下旬、2匹の愛犬を乗せて、約4430km離れたタヒチを目指してハワイを出発しました。
5月30日、嵐でヨットのエンジンが故障し、2人は帆走してタヒチまで行けると考え航海を続けたようです。
漂流2か月になるころから、毎日のように遭難信号を発信しましたが、どこからも応答がなかったということ・・・。
タヒチ行きのコースから大きく西に外れた2人は10月25日、日本の南東1448kmの太平洋上を漂流中に台湾漁船と遭遇!
漁船が米沿岸警備隊に通報し、警備隊から連絡を受けた米海軍が、近くの海域で訓練中だった佐世保基地所属のドック型揚陸艦「アッシュランド」を現場海域に派遣して、2人を救助しました。
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なぜ5か月の間、生き延びられた?
5か月間も漂流できた秘密は、ヨットに積んであった海水を真水に変える浄水器と、乾燥米やパスタなど一年分の備蓄食料のおかげ。
備え有れば患い無しですね・・・。
しかし、沿岸警備隊によると、2人のヨットには非常用位置指示無線標識装置(EPIRB)が搭載され、正常に登録されていたそう。
同装置から発信される救難信号は、衛星や地上の基地局を経由して、最も近い場所にある救助調整センターに届く仕組みとなっています。沿岸警備隊広報は2人のヨットについて、「私たちの知る限り、EPIRBは適切に機能していた。なぜ2人が起動させなかったのか分からない」と語っっています。
2人の証言に疑問があると発表されたこと対し、アペルさんは31日に談話を発表。
「EPIRBは命の危険が差し迫った人のためにある」
「差し迫った状況ではないのに米沿岸警備隊に助けを求め、そのために別の人の命が失われるのは恥ずべきことだと思った」
ヨットの船体は破損していたものの、まだ航海に耐えられる状態だったことから、救難信号を発信しなかったと説明しました。
食料はあり、飲料水も確保する手段があったことから、安全な場所にたどり着けると判断したというのです。
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ネットの声は・・・?
この5か月の漂流事件にネットでは様々なコメントが寄せられています。
・すごいなぁ。救助されてよかった。
・いざという時の準備(浄水器と食料備蓄1年分!)が凄いです。犬も無事で何より。
・準備って大事だね。
・なんとなく,気のせいか,救助された映像を見て,この人たちに違和感を感じていた。あんなに笑顔になれるものかなあ・・・・
・助かって良かったけど、無線の出力が弱かったのでしょうか。
・良栄丸みたいにならなくてよかった
・イッヌよかったね!
・断言しても良いが犬がいなければ2人とも生きていなかっただろう。
・漂流5ヶ月のニュース、犬たちはどう思ってたんだろとか考えちゃう。備えておくのってとても大事。
・食料的にまだまだ余裕だったのが現代設備の凄さだねぇ
・なんかこんな映画なかった?
・そもそも一年近くの食料を備蓄してあったって言うのも?だと思った。
など、救助されたことわ喜ぶコメントや、一年の食糧を準備していることが不思議だと5か月の間の漂流を怪しむ声も出ています。
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しかし、生きて救助されたことは本当に良かったですね!
ちなみにアペルさん、フィアバさん、犬2匹は、いずれも健康や栄養状態に問題はないようです。