山梨県道志村のキャンプ場で千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)が行方不明になってから21日で2カ月となりました。
未だに手掛かりは得られておらず、母のとも子さん(36)は改めて情報提供を呼びかけており、
「日にちがたてばたつほど家族の傷は深くなる」と、取材に苦しい胸の内を明かしています。
美咲さんが行方不明になったのは9月21日のことでした。
美咲さんはとも子さんや姉、友人家族らとキャンプに訪れたていました。
同日午後3時40分ごろ、先に遊びに行った子供たちを1人で追い掛けた後、行方が分からなくなったのを後に、今だ有力な情報もなく、美咲さんは見つかっていません。
捜索を続けていた山梨県警は10月6日に捜索を打ち切り、
行方不明者として全国に手配する一方、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査しています。
両親はピースサインをする美咲さんの写真が入ったチラシ35万枚を作り、今もなお配り続けているとのことです。
道志村や周辺地域だけではなく、甲府市のほか、千葉、東京など首都圏の駅、商業施設でも配布するとしています。
全都道府県警にも送り、警察署に掲示してもらうなど広く情報提供を呼びかけている状態です。
とも子さんは取材に応じ、「これだけ捜しても見つからなくて、全国のみなさんのすぐ近くにいるかもしれない。短い時間で捜せる範囲で構わないので、みなさんの目と耳をお貸しいただけたらありがたい」と訴えています。
また今月21日には、現場を訪れ、フジテレビ「とくダネ!」のインタビューに対して、
「長い期間たくさんの人に捜していただいて見つかっていないので、(事故と事件の)どちらとも考えられるが、無事に元気に戻ってくれればそれでいい」
と苦しい胸の内を明かしています。
美咲さんは身長約125センチ、やせ形。
不明になったときは黒の長袖シャツにジーパン姿で、緑のスニーカーを履いていたとのことです。
情報提供は大月署(電話0554・22・0110)。
美咲さんの行方が分からなくなってからはや2ヶ月が経ちました。
今だ有力な情報がなく、家族は日々不安なことでしょう。
ネット上からはこんな意見が寄せられています。
「なんの手がかりもないなんて神隠しにあったような不思議な事件ですよね。どうか無事に発見されてほしい。」
「テレビ観ていてほんと、可哀想になった。もし誘拐しているのなら犯人はそっと交番の近くで解放してあげて欲しい。」
「万策尽きた感じ。
後は奇跡を願うしかない状況。」
「発生以来ずっと気になってます、なんとか無事であってほしい」
などのコメントが寄せられていました。