作家の乙武洋匡さんが1日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。しかし、番組内での自身の服装に批判が殺到しました。これを受けて乙武さんは、批判に対する自身の意見をYouTubeチャンネルで語っています。
普段、テレビ出演の際はジャケットやスーツ姿が多いという乙武さん。しかし今回の放送では「食べ物を食べる企画」があったため、長袖では動きにくいという理由から、半袖のシャツを着て出演していました。ただ乙武さんの場合、半袖を着ても袖が余ってしまうため、腕まくりをして収録に臨んでいました。
収録自体は無事に済んだものの、いざオンエアとなるとTwitterでは様々な意見が殺到。半袖姿を見慣れていない視聴者たちから「半袖はエグい」「腕はあんまり見せないで欲しい」といった声が相次いだのです。
これに対し、乙武さんは自身のYouTubeチャンネルで「ショックとか傷ついたということもそんなないんですけど、まあ、びっくりしたが1番かなあ」とコメントしました。
見慣れていないものに対して目を向けてしまう、あるいは目をそらしてしまうという反応が出ること自体は「どちらかと言えば自然なことだと思う」と乙武さん。自分と相手との間で「しょうがないよね」という思いを胸にとどめておくだけなら問題ない、と話しています。ただ、上述したTwitterでの声のように、口に出してしまう人がいることについては問題視。
相手が健常者の場合は踏みとどまる人が多いのに対し、障害者に対してはそのハードルが下がってしまうようだとも指摘しています。他人の見た目についていろいろと考えてしまう気持ちは仕方がないですが「『俺見たくないからお前が隠しとけ』っていうのは、ちょこっとこれは危ないコメントだな」と述べていました。
いくら視聴者であっても匿名だからといって言って良いことと悪いことはありますよね。