俳優の香取慎吾さんが、2日放送のABEMAの月イチレギュラー番組『7.
2 新しい別の窓 #29』に出演しました。ゲストの中山秀征さんとのトークのなかで、2017年にジャニーズ事務所から独立しての変化を聞かれ、「こんなにテレビに出れないものなのか」と本音を漏らしました。
「ホンネトーク」コーナーのゲストの中山秀征さんは、香取慎吾さん・稲垣吾郎さん・草なぎ剛さんの3人に「やめて良かったところと、そうでないところは?」と質問しました。稲垣吾郎さんは「事務所やグループは大企業みたいで、保証されているイメージ。」、草なぎ剛さんも「すごく守られていたけど、自分から発信できることがあるじゃないかと思っていたので、いいタイミングだったと思います。」と語りました。
香取慎吾さんも「良かったことはSNS。どちらかというと怖かったのですが、いざ始めてみると、自分が発信したいことを自分の判断でやれている。何か言ったことに対して、ファンの方と会話できている感じがする。」と、新しい地図として再スタートを切って新たに感じたことを紹介しました。
そして、「良くなかったことというか…」と前置きして、「3年くらい経つんですけど、本当にこんなにテレビに出れないか、と。ステイホームで家でいろいろ見るじゃないですか。改めて『あれ、本当にテレビに出れないんだな』って、ちょっと最近感じている。」と本音を明かしました。続けて「呼んでいただけるなら行きたいですし、もう一度本当に頑張ろうと思えていて、でも3年経ったんだけど、こんな出れないんだと。この3ヶ月くらい感じていました。」と思いを吐露しました。
香取慎吾さんの話に、草なぎ剛さんはハッと驚いたような顔で「慎吾が言って、『あ、そうだ。テレビ出てないな』って今思った」と反応しました。この発言に香取慎吾さんは驚いたような表情を浮かべ、スタッフたちは大爆笑し、中山秀征さんからも「ぶっちゃけ出てないよ?」とツッコミが入りました。
その草なぎ剛さんは、来年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』への出演が決定しています。香取慎吾さんはこの発表を聞いたときに「やったね!」とガッツポーズが出るほど喜んだことも告白しました。
中山秀征さんは「必ずそういう時代がまた来ますから。間違いなく来ます。だってみんな生き生きしてるし、落ち込んでない。表情が生きてるから。」と、3人のテレビでの活躍に太鼓判を押しました。
香取慎吾さんが発言するまでテレビ出演数の減少に気付かなかったという草なぎ剛さんに、SNS上では「今気づいたの!?」「気付くのが遅すぎる(笑)」と反響が続出しました。
また、生放送でセンシティブな内容に切り込んだ香取慎吾さんについても「本人の口から聞けて良かった」「なかなかぶっ込んでくれた」「慎吾ぶっちゃけたな」との声があがり、草なぎ剛さんの大河ドラマ出演を自分のことのように喜ぶ姿には、「胸に響いた」「リアルに泣けてきた」との声もみられました。
他にもこのようなコメントが上がっていました。
・それだけジャニーズの力が大きかったと言うことでしょう。ですが、巨大権力も弱体化しつつありますから、これからはまた活躍できそうですね。
・ジャニーズ事務所で未成年の子供の頃から長年貢献してきた、社会的認知度も高いSMAPのメンバーがこんな状況にされている限り、ジャニーズ事務所とテレビは信用を失うと思う。
・SMAPの件に限らず、偏向報道、印象操作、捏造など平気でなされていることがコロナ以降分かってきたし、テレビってすごい世界だなと思う。テレビによく出てるタレントや賞を取った歌手、俳優などのことも昔は純粋な目で見ていたけど、今となっては「事務所の力だな…実力じゃないんだな…」と思ってしまう。