5月4日放送の「テレビ千鳥」の番組内容に対し、ブランドのデザイナー・柳川荒士氏が怒りを表明した問題で、テレビ朝日は5月22日までに、公式サイトで「一部商品に対して犯罪者を想起させるような演出表現がありました。なお、この過程でブランド側に許諾を求めておりませんでした」と謝罪しました。
発端となったのは、お笑いコンビ「千鳥」の大悟さんが自腹で服を買うという企画で、大悟さんがファッションブランド「JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)」のデニムジーンズを試着したシーンです。ジーンズの正面にはウエストから裾にかけて大きな2つのジッパーがついているデザインのものを試着し、出てきた大悟さんは自身の姿を「正面チャック2枚ち⚫️ぽ出し変⚫️者」と表現し、相方のノブさんやスタッフの笑いを誘いました。その後、ノブさんは裾からウエストにジッパーを上げ、足が露わになった大悟さんを見て爆笑。大悟さんも「サリバンに言うとって下さい。剝かれますと」などと店員に伝えていました。point 358 | 1
こうしたシーンを受け、同ブランドのデザイナー・柳川荒士氏は15日、自身のインスタグラムで「テレビ番組でこのような扱い方をされた事が残念で仕方ない」 「創設から20年、妥協することなく少しずつ築き上げてきたブランドイメージを、自分達の笑いの為に一瞬にして踏み躙られた事が本当に悔しい」 「これからも店頭でこの商品を売っていくスタッフの気持ち、何よりこの商品を買ってくれたお客様の気持ちを考えると本当に心が痛い」と綴っています。point 267 | 1
柳川氏の抗議を受け、テレビ朝日は22日までに、「アパレル商品を着用した出演者の姿を評した際に、一部商品に対して犯罪者を想起させるような演出表現がありました」と公式サイトで謝罪します。「この過程でブランド側に許諾を求めておりませんでした」「ジョンローレンスサリバン、およびご迷惑をおかけしたブランドの関係者の方々、ならびに取材にご協力いただいた皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と述べています。point 320 | 1
ネットでは「かなり奇抜なデザインだったし、恐らく多くの人が千鳥に近い感想だったと正直思ってしまう。 それでも、影響が大きいテレビで言うとショックを受ける人がいた。 とにかく、事前に承諾を得ていた方が問題は少ない。」「音楽や芸術品もそうだと思うけど、 作り手の手を離れて それが市場に出回り始めたら 音楽だと聴き手、芸術品だと鑑賞する人 それぞれの感性で、受け取り方は違うと思うので しかもそれは自由だと思うので、 あながち、千鳥さんを全否定するような出来事でもない気がする。」「見てたけど笑った 怒る人がいたとしても、そう感じたなら別に構わないんじゃないかと思うけど」point 331 | 1
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]