9日アメリカ南部にあるフロリダ州の連邦地裁は
機密文書を自宅へ違法に持ち出したとして起訴された
ドナルド・トランプ前大統領(76)の起訴状を公開しました。
その資料によると、
核兵器や、米軍の計画・作戦に関する情報、
米国や同盟国の軍事的な「弱点」に関する機密文書を持ち出していたことが
明らかになりました。
資料に添付された写真では、
そうした文書は自宅のトイレや浴室に隠されていたのだそうです。
また、発覚を免れようとしたのか
機密文書と新聞を交互に入れ隠蔽を図るような工夫もされていたとのことです。
機密文書を許可なく持ち出し、
ずさんな管理下においてその内容を民間人に自慢したなどして
スパイ防止法違反など7つの罪で、
37件について起訴されました。
仮に有罪になった場合、
スパイ防止法では10年、司法妨害では最高20年の禁錮刑になる可能性があるとのことです。
トランプ氏の再出馬に注目が集まっていますが、
有罪になった場合には難しくなりそうです。
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