生きていれば色んなトラブルに見舞われることでしょう。そんな中、とあるアクシデントで冷凍室に閉じ込められてしまった女性のエピソードが話題になっています。彼女は運良くも5時間後に救出してもらったとのことですが、どうやら救出できたのにはきちんとした理由があったようです。
冷凍室に女性が閉じ込められる
今回の事件の主人公である女性Aさんは、冷凍食品工場で働く社員でした。Aさんはこの日も通常業務である、退勤後の最後の点検のため冷凍室に入りました。この時、突然「バン!」という音が鳴り、ドアが閉まってしまったのです。女性は冷凍室に閉じ込められてしまいました。慌てたAさんはドアを開けようといくつかの方法を用いましたが、ドアが開くことはありません。
奇跡的に救出された女性
Aさんが閉じ込められ約5時間後、徐々に体の感覚が無くなっていきました。Aさんは「このまま死んでいくんだ…」と思った矢先、誰かが冷凍室を開ける音が聞こえます。そこに立っていたのは警備員の男性でした。Aさんは男性に「なぜここに閉じ込められていることが分かったんですか?」と質問を投げかけます。
5時間後に救出できた理由とは?
すると、男性は「毎日挨拶してくるのに今日に限ってしてこないから何かあったのかと思った」と言葉を返したのです。Aさんは普段から警備員の男性に会うたび挨拶を交わしていたため、これを覚えていた男性はなかなか退勤することのないAさんをおかしいと思い、Aさんを探すまでに至ったのです。勤続35年の男性いわく、毎日挨拶をするのはAさんだけだったようで、このように人として接してくれるAさんのことが嬉しかったようです。
このように、毎日何気なくしていた挨拶が1人の命を救ったエピソードは大きく話題になりました。もしあなたも普段挨拶をする機会がそう多くはないということであれば、明日からでもまず先に相手に挨拶をしてみるのはいかがでしょうか?
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