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2020年からお茶の水女子大にてトランスジェンダーの学生を受け入れると発表。そのきっかけは?


お茶の水女子大(東京都文京区)にて2020年からトランスジェンダーの学生を受けることを正式に発表しました。

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制度の概要


写真: www.ocha.ac.jp

トランスジェンダーは、出生時の性別と自分が認識する性が異なる人を指しますが、同大は「女子」としていた入試の出願資格を「戸籍または性自認が女子」とするようで、出願前に申し出てもらい、性自認や入学後の学生生活での対応を確認する方針のようです。受け入れに関する委員会や対応ガイドラインをつくり、具体的な確認方法や施設の整備を進めるということで、本格的なトランスジェンダーの受け入れに乗り出すとのことです。

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きっかけは何?


写真: kotobank.jp

同大は、当事者からの問い合わせなどをきっかけに、2016年から海外の女子大での受け入れ事例などを基に検討していたようです。昨年9月に日本学術会議法学委員会が発表した、トランスジェンダーの人が女子大に進学できないのは「学ぶ権利の侵害」などとする提言もふまえていました。また、今回の決定を「多様性を包摂する女子大学と社会」の創出に向けた取り組みと位置づけており、今後、固定的な性別意識にとらわれず、ひとりひとりが人間としてその個性と能力を十分に発揮し「多様な女性」があらゆる分野に参画できる社会の実現につながっていくことを目標としているようです。point 343 | 1

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学校側のトランスジェンダーの基準って?


写真: www.sankei.com

また、学校側のトランスジェンダーの確認方法は明らかにはしていませんが、「自分が女性と自認していて、真摯なご希望なら、それは受け入れ委員会で検討する」と話し、提出が難しい場合は大学で検討する考えも示しています。

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男女共学化の予定はある?


写真: resemom.jp

ここで気になるのは、男女共学化の予定はあるか、ということですが、学校側いわく何十年も後に、社会が変わったときには共学化もありえるかもしれなくとも「まだまだ女性が社会で男性と同等に暮らせる状況にはなっていない」などの理由で共学化の予定は今のところないと話しています。

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