元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が5日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相2日、公邸内で昨年末、親族との忘年会の際に記念撮影をするなど不適切な行動をした長男翔太郎氏の問題について、「全然許せる」などと発言したことで、波紋を呼んでいます。
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昨年12月30日、岸田家の親せき10人以上が総理公邸で忘年会を開き、閣僚が記念写真を撮る階段で寝そべるなどしたことが報じられ、世間からは辛辣な声が上がっていました。この問題について岸田首相は26日の参院予算委員会で、翔太郎氏の処遇を巡り、野党の更迭要求を事実上拒否。問題をただした立憲民主党議員に対し「長男に厳重に注意した」と述べるにとどめていました。
翔太郎氏については今年1月も、首相の欧米歴訪同行中に公用車を使って土産を購入したと報じられ、野党の批判を浴びた経緯があります。また、6月に入り、2日発売の写真週刊誌「フライデー」によると、写真には首相や裕子夫人、翔太郎氏ら18人が写っていたことも判明。首相は「スウェットにダウンベスト、はだしという寝間着姿」で、首相は官邸で記者団に「親族と食事を共にした。私的なスペースで同席した。公的スペースなどでの不適切な行為はないと考えている」と強調。
首相は公的スペースで不適切な行動をした翔太郎氏を更迭した形となります。意見を求められた橋下氏は「まず写真を撮ること自体、家の中なんだから全然問題ないし、家で親族みんなで撮った写真が表に出ても家の中だったらね、服装もどうのこうの言いますけど僕、家の中だったらパンツ一丁だしね。みんなそんな感じじゃないですか」と言及。
そのうえで、「だから総理だって気を許すことができる空間が絶対に必要だと思う」と自身の考えを述べたのでした。また、「僕は許せる派。というのは、私的スペースでもあるし、公的なスペースっていうんですけど、例えばですけどね、知事室、市長室に僕も子供が来た時には、そこで知事の椅子に座らせて写真撮ってますよ。自分がやってるから許せる派になってしまうんですけど」などと、自身の見解についても述べていました。こうした発言が一部視聴者の間で波紋を呼んでおり、
「公的スペースは公的スペースでも、翔太郎某が親族を招き入れたのは国家のセキュリティ上特別な許可が必要なスペースでしたよね。しかもその親族は軽々しく写真を社外に流出している。これ、民間企業なら注意どころか懲戒になってもおかしくない事例だと思っています。」
「橋下みたいのが政治家を辞めて本当に良かったと思う。橋下も子供がもし不適切な行動を繰り返しても、それを許せるというのなら、本当に政治家に向かない。繰り返し言うが、辞めて本当に良かったと思う。」
「公邸と国会は全然違うと思うが。 それに国会で階段に寝そべって写真撮ってたら批判されるのでは?」などと批判を集めていました。
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