ドラゴンボールの作者としておなじみの鳥山明さんは、もっとも経済的に成功した漫画家の一人で、全ての漫画家の憧れです。そんな鳥山明さんは、一般の人では生み出せない数々の伝説を持っています。今回は、その一部を紹介したいと思います。
鳥山明さんとは?
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鳥山明(とりやまあきら)さんは、1955年4月5日生まれの漫画家です。「ワンダーアイランド」で漫画家デビューを果たし、後に「Drスランプ」や「ドラゴンボール」というヒット作品を生み出しています。これらのヒット作品は、昭和から平成にかけて多くのファンを獲得しました。これらの活動以外に、ドラゴンクエストのキャラクターデザインも手掛けています。
鳥山明さんはドラゴンボールの連載を辞めたかった?
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ドラゴンボールの単行本17巻に、亀仙人のセリフで「もうちっとだけ続くんじゃ」というのがあります。これは、「もうちょっと続けたら、ドラゴンボールは終わる」という解釈に感じますよね。実際、鳥山明さんは、この時点でドラゴンボールの連載をストップさせたかったようです。しかし、読者人気が爆発していた作品なだけに、編集部が頼み込んで、なんとか連載を続けてもらったという伝説があります。ドラゴンボール連載当初は、担当者と揉めることが多く、ボツもたくさんもらったと言う鳥山明さんですが、最終的には立場が逆転したようですね。鳥山明さんの実力が、世間にも業界内にも認めてもらえた瞬間ではないでしょうか?
極度のめんどくさがりが生んだスーパーサイヤ人のデザイン
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鳥山明さんは、作品の中で細かい背景やデザインを描いているものの、実は面倒くさがりなようです。したがって、バトルシーンで、すぐに建物を破壊させていたと言われています。そんな性格は、キャラクターデザインにも見て取れるんです。それは、スーパーサイヤ人の髪色。スーパーサイヤ人は金髪なので、ベタ塗りする必要がありません。そんな、手抜きとも言える概要が、スーパーサイヤ人を誕生させたといわれているのです。
桁違いの収入がある
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鳥山明さんは、ドラゴンクエストのキャラクターデザインも承っています。鳥山明さんは、30年程ドラゴンクエストのキャラクターを誕生させ続けているのです。その上で、「ドラゴンボール」や「Dr.
スランプ」の売上もありますから、生涯収入は200億円以上と言われてます。つまり、10億円以上の年収が、30年以上続いているということです。鳥山明さんの作品は、海外でも人気ですから、それぐらいあってもおかしくはありませんね。
東京に引越しさせないために専用道路を作った
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愛知に住んでいる鳥山明さんは、週刊少年ジャンプをリリースしている集英社に通うのが不便という理由から、東京に引っ越ししようと思っていたそうです。鳥山明さんが引っ越ししてしまうと、地元は多額の税収が確保できなくなるため、「これは一大事!」と思いました。そこで、なるべくスムーズに東京に通えるように、鳥山明さんの自宅から名古屋空港まで、専用道路を作ったと言われてます。それは、通称「鳥山ロード」と言われているのです。そのため、鳥山ロードと鳥山明さんの自宅は、ファンの聖地になっています。
まとめ
鳥山明さんは、手塚治虫さん、荒木飛呂彦さん、井上雄彦さん、尾田栄一郎さん、冨樫義博さんといった、大物漫画家たちが崇拝している存在。したがって、数々の伝説を持っているのは当然といえば当然だと言えます。ちなみに、今回紹介した言説はまだ一部なので、その他の伝説が気になる人は、是非リサーチしてみてください。世界に誇る天才漫画家の凄さが分かると思いますよ。