9月27日に行われた安倍晋三元首相の国葬で、気丈に喪主を務めていた昭恵夫人。その昭恵夫人が、安倍元首相の死去から約2週間後、公の場で山上徹也容疑者(42)について語っていたことが取材でわかったと、週刊文春が報じています。
昭恵夫人は7月25日、2014年から自身が会長を務める公益財団法人「社会貢献支援財団」が帝国ホテルで開催した「社会貢献者表彰式典」に参加しました。事件直後だったため、財団関係者たちは「別の人が代理で表彰するかも」と予想していましたが、「社会貢献のための賞だから」と当日になり昭恵夫人が出席すると知らされたそうです。
午前10時半に始まった式典。冒頭の会長挨拶で、昭恵夫人は最愛の夫を喪った悲しみを吐露しました。そして、山上容疑者について以下のように語っていたといいます。
昭恵夫人は、式典終了後に設けられた受賞者たちとの食事会にも参加しました。自然と受賞者たちの輪の中に交ざり、各テーブルを回って挨拶や写真撮影にも応じていました。顔なじみの人を見つけると、和やかに会話していたようです。
自身もまだ受け入れられない現実の中で、気丈に振る舞う昭恵夫人を思うと胸が締め付けられますね。昭恵夫人の言葉通り、「困ったら助けてあげられる社会」になることを願います。
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