明るく、活発でチアフルで、毎日外で遊んでいるはずだった女の子。
９歳という若い年齢で、耐えられない苦痛の毎日についに負けてしまうのでしょうか…
オンラインメディアの今日焦点は、病魔と戦うという苦しみに「もう生きたくない…」という願いを言い出す少女の胸が痛む話を伝えました。
中国の江蘇省の農家で生まれた9歳の少女のジュハンは、幼い頃から明るくて、成績も常にトップを誇っていた子供でした。
貧しくても幸せな家庭の中で育ったジュハンは、両親はもちろん、周りの友達のみんなを笑わせることができるムードメーカーでした。
ところが、２０１８年６月、学校から帰ってきジュハンはお母さんに、「顔がちょっと痛い…笑う時がちょっと痛い…」と苦痛を吐露しました。
もしかするとジュハンは顔面麻痺の症状を起こしているかもしれないと考えた親は、すぐに娘を村の病院に連れて、治療をさせることにしました。
しかし、ジュハンはいろんな治療を受けて、たくさんのお薬を飲んだが、顔の症状はちっとも改善することなく、むしろ深刻な腹痛を訴え始めたのです。
一歩遅れてジュハンを大病院に連れて行った親は、「ジュハンの消化器系には、”非ホジキンリンパ腫”がある」という、衝撃的な診断結果を受けました。
発熱と体の無気力、そして腹痛などを起こす非ホジキンリンパ腫。
完治することも可能だが、必ずしも強い化学療法を定期的に受けなければならない血液がんの一種とも言えます。
その後、ジュハンの両親は親戚や友人たちから治療費の支援を受け、ジュハンの治療を始めさせました。
数十回の注射投与と、10回近くの化学療法を受けたジュハンは、徐々に病状が緩和されてきました。
しかし、身体とは別に、ジュハンの心は治療の苦痛の中でさらに疲れ果ててしまいました。
繰り返される化学療法。
ジュハンはお父さんを抱きしめながら、「あまりにも痛い…治療を受けたくない」と泣き崩れたのでした。
続いて、「こんな風に生きていきたくない。私が天国へ行ったら、鳥たちがたくさん飛んでいる花畑に埋めてほしい」と願うジュハンの姿に、両親は胸を引き裂くような痛みを感じるしかありませんでした。
幸いなことに、両親と話をしていくうちに、ジュハンは現在、「パパとママと一緒に、頑張って生きていきたい」と、生活への意志を引き締めた状態であることが分かりました。
ジュハンのお父さんはメディアとのインタビューを通して、「私の娘を回復させることができれば、何でもする」、「治療費が不足して、病院からは実は何度も催促されている」と伝えました。
続いて、「もしも娘がこの世を離れると、私は娘の墓の隣で一緒に横になる」、「そうでもして、娘を守ってあげたい」と付け加えました。
一方、このニュースを見た多くの地元の福祉団体は、ジュハンの家族の治療費を支援するための募金活動を行っていることが分かりました。
ネットでは…
「やばい。涙出てきた。早く元気になってね！」
「お父さんの言葉に涙がとまらん。。。」
「絶対に元気になって、誰よりも長生きしてほしい！！」
「元気になって、友達と遊んで、幸せな人生を歩んでね！！」