3月1日、女優・ともさかりえ(40)さんが ブログを更新。中学卒業を目前に控えた 一人息子(15)の言葉に胸が痛くなったことを明かしました。
舞台中止や休校に「胸がぎゅうと苦しく…」
「今週 観に行く予定だったライブが中止。知り合いが関わっていた芝居の公演も中止。行けたらいいなと思っていたライブも中止。苦渋の決断であろうニュースに胸がぎゅうと苦しくなった」と、ともさかさんは吐露。
「演劇の場合、劇場でお客様が入って稽古(けいこ)場で積み重ねてきたものがさらに豊かなものになる瞬間がありそれを感じられぬままに幕すら開かないというのは…」と記し「翌日に初日を迎えるはずだった倉持さんたちの芝居が 全公演中止と聞きたまらなくて涙が出てしまう。離れていても思いは波動になって相手の元に飛んでいくと信じているので色んな思いを込めて祈った」と明かしました。
「息子が通う中学も休校。あと少しで卒業だというのに。ふつうの毎日を最後までちゃんとやりたかったって息子がぽつり言うので胸がぐわんぐわん掻きむしられる」と続けて心境をぽろり。
それでも「最後の劇の会、良かったな。先生が上演後の挨拶で涙してらしてその言葉とお気持ちに胸が詰まる。男子達は相変わらずの思春期全開!その素っ気なさに母達は笑ってしまう」。
「写真撮るよーと言っても全員カメラのレンズ見てないし。でも帰りにドーナツを食べると言ってお小遣いを貰いちょっと嬉しそうな男子達。かわいい、かわいい。みんなかわいいよ。色んな感情が溢れてしまう」と胸中を明かしました。
『普通』を維持することの大変さを考えるきっかけに…
今回の報道にも多くのコメントが寄せられていますが…
《 身の回りにたくさんある普通。そんな『普通』の難しさや『普通』を維持することの大変さを考えるきっかけになればいいんじゃないかなと思います。これは多くの日本人にも言えることですけどね 》
《 いろいろと意見はあるかもしれませんが、うちの学校は今までどおりにやりますと校長が宣言して、もしも生徒がコロナウイルスに感染してしまったら、なぜ休校にしなかったんだという保護者からの後出しじゃんけんが出るだろう。》
《 我が家は中3と小6の娘がいます。卒業までのあと少し、クラスメイトとたくさん思い出を作るつもりだったでしょう。先生方も卒業に向けて語りたいこともあるだろうし、クラスのまとめをしたかったでしょう。誰が悪いわけでもなくてコロナが悪いんです。悔しいの一言です。早く終息することを願います 》
等など、やはり同世代のお子さんの父兄の方々の共感が 多くよせられているようでした。
◇ともさかりえ (1979年10月12日)長野県生まれ東京育ちの女優、歌手。
12歳の時にトヨタ・エスティマのCMで芸能界デビュー。同年6月放送のNHKの『コラ!なんばしよっと』。翌1993年放送のフジテレビ系ドラマ『素晴らしきかな人生』で注目を集めました。映画『ちょんまげぷりん』での演技により、2010年度の第35回報知映画賞最優秀助演女優賞を受賞。
2003年4月、23歳の時に舞台演出家で俳優の河原雅彦と結婚。2004年10月、25歳で第1子(長男)を自宅出産。2008年大晦日に河原雅彦と“大好きでいるため”に離婚したことをブログで発表。2011年6月27日、共演をきっかけに交際を続けていたシンガーソングライター・スネオヘアーと再婚、2016年末に離婚。