昨年、度重なる無免許運転の末に轢き逃げ事故を起こした元都議・木下富美子被告の初公判が先日行われました。起訴は認めたものの、被告人質問で語った内容に再び呆れる声が殺到しています。一体どんな話が待っているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
懲役求刑へ
木下被告の行動は極めて悪質とし、懲役10カ月が求刑されています。
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木下元都議、懲役10カ月求刑へ。ついに『無免許運転』認める!「しっかり反省して償って」「やっと認めたか」
被告人質問の様子
これまでずっと逃げ続けてきた木下被告だけにどのような言葉が発せられたのか細かく見ていきたいと思います。
【検察の質問】
・無免許の状態で昨年4月から原付きに乗り、5月からは車にも乗った。どうしてですか
木下被告「6月末に選挙があり、ポスターの貼り替えは車でしかできませんでした」
・6月に車で都議会に行っていたのはなぜですか
木下被告「議会出席のための資料を運ぶこともあり、あれもこれもやらなくちゃという中で運転しました」
・結局、車を使ったほうが便利という気持ちがあったのでは
木下被告「分かりません」
・車に乗る必要があるのに交通違反を重ねたのはどうして
木下被告「おっしゃるほどたくさんでしょうか。でもやはり私が認識せず乗り始めたのがいけなかった。1回でも違反すれば罰金がつく認識がありましたが、免許停止につながるところまで理解せず安易にやってしまいました」
大量の空き缶や瓶を捨てる様子
日本酒にハイボール、レモンサワーなど酒浸りの日々を送っているようです。
自宅はいつも真っ暗なんだとか。
中華料理屋や牛丼チェーン店前で足を止めることも。
バレなければ今も無免許運転で車を乗っていた可能性は十分に考えられますね。交通違反12回+免停4回を起こしているのにも関わらず、交通違反の認識が“おっしゃるほどたくさんでしょうか”という驚きのものでした。2月の判決に注目が集まります。
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