今年8月に東京・千代田区で当時4歳の男の子が、青信号で横断歩道を横断流に緊急走行中のパトカーにはねられて死亡した事故で、
パトカーを運転していた男性巡査部長が書類送検されたことが明らかになりました。
過失運転致死の疑いで書類送検されたのは、新宿警察署・地域課に勤務する51歳の巡査部長の男です。
警視庁の発表によりますと、巡査部長は今年８月、パトカーで緊急走行中に、
四谷駅前の交差点で横断歩道を青信号で渡っていた当時4歳の男の子をはね、死亡させた疑いがもたれています。
男児は約1か月後に搬送先の病院で死亡しました。
警視庁は今月26日朝、男性巡査部長を過失運転致死の疑いで書類送検する方針を固めました。
緊急走行中のパトカーは交差点内で徐行することが決められていますが、
男性巡査部長は交差点内でパトカーを加速させて時速40キロ以上ではねたということです。
男性巡査部長は警視庁を通じて「お子さまの命を奪ってしまい、本当に申し訳ない気持ちです」
などとコメントを発表しています。
この一連の報道を受け、ネット上からはこんな意見が寄せられています。
「大人でも青信号なら渡るだろうし、4歳の子供となれば、サイレンの意味も分からないから親が気をつけるしかない。パトカーも何でもオッケーではないし、事故のないようにしてほしい」
「うちの近所の交差点でも、消防車救急車は毎回徐行しながら進入しているけど、パトカーは全く減速せずに突っ込んでいてよく事故らないなぁ〜とヒヤヒヤしながら見ていた。
やっぱり事故るのね。」
「PCの甲高いサイレンで動じない大人は少ないけど、小さい子だと興味が先走ってしまったのかな？
消防系の車両は緊走中でも比較的冷静に走ってる印象だけど、警察は結構飛ばす印象。
車、歩行者の協力も必要だけど、運転者の安全確認の徹底を願います。」
「実名報道なし、ワイドショーの扱い無し、レポーター突撃なし、被害者の公表も無し、被害者へ取材、コメントなし。これが高齢ドライバーになると全力バッシング。実名顔出し報道となる。」
などのコメントが寄せられていました。