東京五輪期間中の首都圏における臨時列車などの運行が原則取り止めとなりました。それはそのはず。首都圏は無観客で開催するのだから、当然観客用の臨時列車は必要ないですよね。
当初の計画
オリンピック会場に詰め寄せる観客に対応して、
- JR山手線 午前2時ごろまで運行
- JR東日本 約4900本の臨時列車を予定
- 20事業者 64路線で終電の繰り下げや増便
といった臨時列車の運行計画を発表していました。
事態は一変
1都3県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)の無観客会場が決定し、臨時列車運行は白紙となりました。開幕まで2週間という中での出来事でした。
鉄道業界困惑
各鉄道会社は再び通常ダイヤに戻す対応に追われています。人員配置や列車の確保に苦労されただろうに、苦労は水の泡、頭が上がりません。
組織委員会は何をするにも、いつも急で突発的ですね。無計画さに呆れます。
世間の反応は
「でもまだ五輪自体はやるって言ってるんでしょう」
「国民の為にと意味づける物事は、全て行き当たりばったりの計画」
「鉄道会社も目に見えない損害がだいぶあるだろう」
「無観客にするならいっそのこと7月24日から外出禁止・ロックダウンにしてテレビでオリンピック見ればいいじゃない。」
といった声が上がっています。
開催国決定が発表された時の喜びはどこへやら…。開幕まで2週間、無事に開幕式を迎えることはできるのでしょうか。目が離せません。