東京オリンピック・パラリンピックに参加するため、外国人選手が続々と日本に入国をしている中、入国した選手や関係者に新型コロナウイルスの感染が確認され波紋を広げています。
開催まで1ヵ月を切っている東京オリンピック・パラリンピック。東京では再び新型コロナが再拡散の兆しを見せている中、19日には、来日したウガンダ代表選手団に2人のコロナ陽性者が判明し、その後、選手団以外の関係者も濃厚接触者認定されています。
しかし、感染者はこれだけでなく、内閣官房によると、入国後に感染が確認された選手や関係者は、2月にフランス1人、4月にエジプト1人、5月にスリランカ1人、6月にガーナ1人、ウガンダ2人だったんだとか。
多くは来日直後の空港検疫で確認されましたが、スリランカ1人は入国5日目、ウガンダ2人のうち1人も入国5日目に判明しています。
政府は現在、全ての国・地域からの外国人の新規入国を原則拒否しており、人道上の理由など「特段の事情」で入国を許可する場合は指定施設などでの14日間隔離を求めていますが、オリンピック・パラリンピックの選手や関係者に対しては隔離を免除する特例があります。
これには世間から批判の声が相次ぎ「もう中止にしてくれ…」「選手来る前に色々決定しておくべきだろ」「選手には申し訳ないけど、本当にオリンピック開催しないでほしい」など、中止を求める声が多くあがっていました。