東京オリンピックの選手村のベッドに関するアスリートの発言に対し、ネットで様々な反応が投稿され、話題となっています。
リオデジャネイロ五輪の陸上男子5000メートルで銀メダルを獲得したポール・チェリモ(Paul Chelimo)選手は16日、「東京五輪の選手村に設置されるベッドは段ボール製だが、これはアスリート同士の性的行為を防止するためだ」とコメント。
「スポーツ以外の場面で使用されないよう、1人分の体重は支えることができるだろう。われわれの長距離ランナーの場合、4人でも問題なさそうだ(笑)」と冗談も交えてつづりました。
続けて「誰かがベッドでお漏らしをしたら段ボールが濡れてベッドから落ちるだろう」「ベッドが壊れた時に備えて、床で眠る練習をしなければならない」「ブレイキング・バッドからブレイキング・ベッドの時代に突入した」など、ジョークを連投しました。
こちらが実際の投稿です。
Beds to be installed in Tokyo Olympic Village will be made of cardboard, this is aimed at avoiding intimacy among athletes
ADVERTISEMENT Beds will be able to withstand the weight of a single person to avoid situations beyond sports.
I see no problem for distance runners,even 4 of us can do😂 pic.twitter.com/J45wlxgtSo
ADVERTISEMENT — Paul Chelimo🇺🇸🥈🥉 (@Paulchelimo) July 17, 2021
アメリカのニューヨークポストも選手村のベッドを「アンチセックス(性的関係防止)ベッド」と名づけ、この噂を紹介しました。
しかし、これに対してアイルランドの体操選手リース・マクレナガン(Rhys Mcclenaghan)が反論。ベッドの上で自らジャンプして強度を検証した上で、ベッドがアンチ・セックスという話は「大きなフェイクニュースだ」と投稿し、話題になっています。
こちらが実際の投稿です。
“Anti-sex” beds at the Olympics pic.twitter.com/2jnFm6mKcB
ADVERTISEMENT — Rhys Mcclenaghan (@McClenaghanRhys) July 18, 2021
SNSでは「ベッドは環境に配慮されて作られたものだ」と本来の目的を指摘する声や、「マットレスを床に置いてセックスすればいい」といった助言、「私は記録を破る(Break)ことはできなかったが、ベッドは壊した(Break)」などのダジャレが寄せられています。
供給元の株式会社エアウィーヴの発表によると、選手村のベッドフレームの素材は100%段ボールでありながら、高い耐久性、衝撃試験に合格しているといいます。
段ボールベッドの寝心地が本当はどうなのか気になるところです。