音楽関係者は「今年の暮れは〝ジャニーズ紅白〟確定です」そう断言しています。すでに業界関係者の関心は大晦日のNHK紅白歌合戦だそう。もともと紅白とジャニーズは切っても切れない仲ですが、昨年の白組司会は3年連続で「嵐」のメンバーが務めましたが、今年の紅白はいったい・・・
業界の関係者は「活動休止となる来年の紅白も司会は嵐メンバーでほぼ確定。これはずいぶん前からジャニーズのメリー喜多川副社長と紅白側で『2020年の東京五輪までは嵐が交替制で司会をやる』という密約があるからとされている。活動休止はイレギュラーだったが、NHK的には休止前の最後のステージになるので願ったり叶ったり」と話しています。
昨年の紅白は山口達也元メンバーの不祥事により、長年出場をしてきたTOKIOの連続出場は途絶えましたが、「嵐」「関ジャニ∞」「Sexy Zone」「Hey! Say! JUMP」「King &Prince」の5組が出場しました。関係者によると「それらは“ジャニーズ枠”を呼ばれていて、例年5~6組をメドに出演が調整されます。他の出場歌手とは違い、ジャニーズ側が『今年は〇〇と〇〇で』と指名するのです」と話しています。
今年も同様のやり方になるはずでしたが、NHKにとってはイレギュラーな事件が2つ起きたのです。それは、1つは先月9日にジャニーズ事務所のジャニー喜多川さんが解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で亡くなったことで2つ目は公正取引委員会が元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人に仕事上の“圧力”をかけた疑いで、ジャニーズ事務所を「注意」した一件です。
そのニュースを最初に伝えたのはNHKでした。本来、注意処分は公表義務がなく、ジャニーズサイドも「まさか表に出るまい」と思っていたのかもしれません。これにはジャニーズサイドは激怒したようで、NHKはジャニーズに大きな貸しをつくったともいえます。これからより影響力は増すかもしれません。
ジャニーズの露出が増えるかもしれないということはファンにとっては朗報ですが、興味のない世代にとっては、ジャニーズタレントにジャックされた紅白は苦痛以外の何物でもないので、視聴者の大きな割合を占めるお年寄りなども楽しめるように工夫はしてほしいものですね・・・