大切な宝物
皆さんは、何年も大事にしている宝物がありますか?どれだけ月日が経っても、どれだけボロボロになっても、ずっと大事にしてきた宝物を捨てるなんて考えられないですよね。宝物は人それぞれですが、それに対する気持ちは同じだと思います。そんな宝物に関するあるツイートが話題になっているのはご存知でしょうか。
ツイート主の「わいどん」さんは、幼い頃父親に貰ったドラえもんのぬいぐるみをずっと大切にしていました。1歳ごろには既に抱いている写真が残っており、まさしくこれは「宝物」です。しかし、当時は真新しかったドラえもんのぬいぐるみも、一緒に長い時間を過ごす間に、顔は裂け、口やひげ、鈴や尻尾は無くなってしまい、その姿は瀕死といっても過言ではないでしょう。それでも捨てるという選択はしたくなかったわいどんさん。どうにかボロボロの瀕死状態になってしまったドラえもんを復活させたいと思い、行動に出ました。point 300 | 1
奇跡の復活
わいどんさんが「信頼できる戦友」と呼ぶ友人に、ドラえもんの修理を頼むことにしました。わいどんさんのその友人はお裁縫のプロではないものの、仕事も子育てもしながら、時々古いぬいぐるみを直したりしていたそうです。それを知っていたわいどんさんがダメ元で頼んでみたところ、友人は快く引き受けてくれました。point 206 | 1
わいどんさんが友人の元へドラえもんを託して約一ヶ月後。わいどんさんの元にドラえもんは帰って来ました。あんなにボロボロで瀕死状態だったドラえもんでしたが、全体の汚れが落ち、無くなっていた鼻や尻尾も取り戻し、可愛らしい笑顔を浮かべるドラえもんに生まれ変わっていたのです。愛おしさはそのままで、きっと最初はこんな風だったんだろうと思うほどに見事奇跡の復活を遂げました。point 235 | 1
おかえりドラえもん
これぞ正に「帰ってきたドラえもん」。わいどんさんは感激のあまり、すっかり復活したドラえもんのぬいぐるみを思わず抱きしめ「おかえり」と言ったそうです。わいどんさんは喜びの声とともにツイッターにこれを掲載。瞬く間に反響を呼び、「新品のように綺麗なのに、どこかなつかしい風合いも残っていてちゃんと元のドラちゃんですよね」「物を大切にする心、心温まりました」「ずっっと大切にされてきたんですね‼︎なんだかウルっとしました。」と感動のツイートが寄せられました。また、ドラえもんを見事に修理した友人への賞賛の声も多数上がりました。point 322 | 1
しかも、ドラえもんが帰って来た際の配送伝票には「ただいま」というセリフとドラえもんのイラストが描かれていて、ただ修理するだけではなく、その温かい心遣いに感動する方も多かったそうです。「こわれもの」と「逆さま厳禁」に丸がついている所にも配慮が伺えますね。わいどんさんはこれからも復活したドラえもんと共に仲良く過ごしていけることでしょう。point 221 | 1
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]