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なくなった母親を思い、「ガン早期診断ブラ」を開発した17歳少年の話


闘病中に帰らぬ人となったお母さんに会いたいと日々思う少年。

彼は、自分の立場と同じような、ガンで苦しんでいる家族がいる人たちのために、少しでも力になってあげたいと思っていました。

このような小さな願いから始まったことだが、実に素晴らしい結果を出したのです!

higia.tech

最近、海外オンラインコミュニティのredditには、2年程前に「GSEA 大学生起業家アワード(Global Student Entrepreneur Awards)」で最優秀賞を受けたメキシコの少年たちの話が再び話題になっています。

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三人の少年から成るそのチームが受賞できたのは、まさに「ガン診断ブラ」を発明したからです。

当時17歳だったチームリーダーのジュリアンのアイデアが、発明に大きな影響を与えたのでした。

 

実は、ジュリアンが13歳だった頃、彼の母親が身体検査で腫瘍が発見されてしまいました。

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当時、医師は心配しなくても良いと伝えてくれました。

しかし、6ヶ月後に再検査をした先、ジュリアンの母親は“ガン末期”である診断されたのでした。

その後、お母さんは手術を受けたのにもかかわらずに、帰らぬ人となってしまいました。

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幼いジュリアンは、突然に去って行ったお母さんに会いたいと毎日思っていました。

また、インターネットや各種の書籍を通して、ガンとはどのような病気なのかについて勉強していました。

そんな中、女性に最も多く発生するガンは、1分に1人はなくなっているという事実を知ったのでした。

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Gettyimgesbank

そこで、ジュリアンはガンを早期に発見するにはどうすれば良いのかと悩んだ結果、ついに彼は「ガン診断ブラ」を発明しました。

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しかし、思ったより「ガン診断ブラ」は作ることが難しかったのです。

アイデアを具体化するために、ジュリアンは専門分野の教授にメールを送っていたが、しっかりとした回答をもらうこともできませんでした。

また、友人と一緒に女性のしたぎを研究することで、学校の友達の間でも「ヘンな人たち」の集まりだと笑われていました。

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それでも最終的に、彼らは「EVA」というガン診断服を開発することに成功しました。

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EVAには、200個のセンサーが付いており、ガンの早期診断をすることができる他、形や温度などの変化を検出することができると言います。

女性は、このしたぎを週に一度、60〜90分の間ほど着用し、ここで記録されたデータをコンピュータやアプリケーションに送信して分析することができるそうです。

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ジュリアンは、「最初にこの研究を始めたときは、誰も応援してくれませんでした」、「でも諦めないで挑戦し続けていました。」と伝えてくれました。

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このようなエピソードが拡散され、ジュリアンは全世界の科学者たちから注目を集めました。

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メキシコの大統領もSNSを通して彼への応援メッセージを伝えていました。

また、億万長者であるヴァージングループ会長のリチャード・ブレスン(Richard Branson)からも絶賛を受けていたことがわかりました。

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現在、ジュリアンはスタートアップ企業のCEOであり、私たちの生活に役立つ発明を研究しています。

YouTube ‘Eva Tech’
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