自分が抱えているコンプレックスをカバーしてくれるメイクは、女性の魅力を引き出してくれる最善の方法ではありますが、一歩間違えると逆効果となってしまいます。手間と時間をかけて仕上げても、厚化粧に見えてしまっては男性ウケもよくないので、あくまでもナチュラルメイクを目指して取り組むようにしましょう。押さえるべきポイントは一体どこなのか、男性目線で女性のメイクを考えないと、自己満でモテない女で終わっちゃいます。
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◼︎気を付けるべきポイントはベースメイク
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男性が女性の顔を見て厚化粧だと感じてしまうポイントは、ずばり肌作りです。気になる肌トラブルがあるからと言ってファンデーションを厚塗りしてしまうと、どうしても仕上がりが粉っぽくなりがちです。近くで見ると毛穴にファンデーションが落ち込んでしまっていたり、時間の経過とともに皮脂浮きしてテカリだすととても汚く見えてしまいます。そこでメイク直しとしてさらにファンデーションを塗り、ファンデーションで薄くなったチークを足すといったことを繰り返すと、遠目で見ても肌に厚みがあるのではないかと思えるような肌に仕上がってしまいます。口周りのほうれい線がくっきりと浮き上がりファンデーションの溝ができてしまっている方もおり、こうなるとどんな美人でも厚化粧のおばさん顔に見えてしまいます。ナチュラルメイクが好きという男性はとても多いですが、それはポイントメイクに限ったことではなく、ファンデーションやチークを塗っていないかのように見せるベースメイクにも大きく関係しているのです。肌が粉を吹いたように見えてしまったり、お人形のようなわざとらしいチークを嫌う男性はとても多く、これは年齢に関係ありません。血色をよく見せるため、鼻筋を通すためにチークを使う女性は多いですが、濃すぎると厚化粧に見えてしまうということを肝に銘じておきましょう。
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◼︎目力協調メイクは怖いと男性は感じている
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メイクの最大のポイントは目元だと考えている女性がほとんどですが、女性がアイメイクをする目的は、ずばり大きなぱっちりとした目に見せることで、いろいろなアイテムを使って目元を盛りつけ仕上げている女性も多いです。しかしそういった目力協調メイクが、男性には表情が読めない厚化粧といったイメージに結びついてしまっている事実もあり、アイメイクは男性目線で加減しなければなりません。クールなモード系にも見える漆黒のアイラインを女性は好んで使いますが、これを怖いと感じる男性は多いようで、長すぎるアイラインや目尻を大胆に跳ね上げるキャットアイもあまり男性ウケはよくありません。さらに粘膜に入れるようにぐるりと目を囲んでアイラインを引く女性もいますが、目が黒すぎて不自然でメイクが濃いと思われてしまうようです。さらに女性が力を入れる長く太くフサフサのボリュームまつげメイクも、男性にはやりすぎと感じられてしまうようで、アイメイクの盛りすぎてパンダ目になってしまっていると、生活に疲れたおばさんの顔に見えてしまうようです。目元を盛りつけすぎるのも厚化粧感が強く表れてしまう原因となるので、肌なじみの良いカラーを選んだり、もともとのつくりを生かして仕上げ、やりすぎないということを押さえておきましょう。
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◼︎まとめ
女性が綺麗と思う基準と男性の基準とは違います。男性は化粧をしていてもどこか素顔が透けて見えるような仕上がりを好むので、コンプレックスを消そうと盛り付けすぎは逆効果です。厚化粧イコール若作りをしたおばさんという印象を与えてしまうので気を付けましょう。なお、メイク直しをするたびにどんどん濃くなりパサつき感粉浮き感がアップしてしまうので、朝のつけたてが美しく長持ちする機能性の高い商品を使うようにすることもコツです。