こちらの記事を読んでいるあなたも、生きていて1つくらいは都市伝説を耳にしたことはあるのではないだろうか?根拠が曖昧であり信ぴょう性はないものの、人から人へと語り継がれていくうちに、恐怖が増幅されていく恐ろしいのが都市伝説。しかし、本来語り継がれてきたものとは全く異なるような話の展開になっていたり、又は地域によって差異がでてくるのも特徴的だ。今回はネット上で話題となった世界中で巻き起こる不思議すぎるミステリーな都市伝説をご紹介しようと思う。
①人間を溺死させる馬、ナイカー(アイスランド)
写真:karapaia.com
アイスランドでは、海や大きな池の周りで馬を見つけた場合、蹄(ひづめ)を確認したほうが良いと言われている。もし蹄がいつもとは逆側に曲がっている場合、命を奪われてしまうかもしれないのだ。蹄が逆側に曲がった大きな馬はアイスランドで「ナイカー」と呼ばれており、人間を水辺へと誘い、溺死させてしまうという。ナイカーの皮膚は粘着性があり、乗馬しようとすると離れることが出来ず、それが死への片道切符となるのだそうだ。ただしナイカーは自身の名前を呼ばれると恐れをなして逃げ出すそうなので、もし見かけた場合は「ナイカー!」とその名前を呼び続けると危険を回避できるという。point 364 | 1
②置き去りにされたままの子ども(ノルウェー)
写真:news.searchina.net
次はノルウェーが起源とされている都市伝説をご紹介しよう。ある夫婦に子どもが生まれた。子育てに夢中で、夫婦水入らずの旅行に行くことができなかったが、ベビーシッターが見つかったので、二人は子供を預けて長期旅行に出かける計画を立てた。ところが、旅行に行く当日、ベビーシッターの車がトラブルを起こし、家に到着するのが15分遅れるという連絡が入った。急がないと間に合わない。2人は子どもを食卓においてあったベビーチェアに座らせ、子どもに「いってきます」のキスをして、ベビーシッターが入ってこられるよう裏口の扉を開けた状態で定刻通り旅に出た。この続きの話は2通り存在する。一つはベビーシッターが到着した時、風によって扉が締められてしまい中に入れなかったというもの。ベビーシッターは「夫婦が子供をつれていったのだろう」と思い込んで、子どもが中に置き去りになっているのを知らずに帰ってしまったというもの。point 487 | 1
写真:fqmagazine.jp
もう一つはベビーシッターが家に到着する直前で、さらなるアクシデントに襲われ亡くなってしまい、やはり子供が忘れ去られてしまったというものだ。どちらのパターンであれ、夫婦が旅行から帰ってくると、子供が出かけた時と同じ場所で腐敗していたという話で終わるのだ。
③自殺した少女の自画像(日本)
写真:ameblo.jp
噂ではこの絵は日本人少女が自殺する前に描いた自画像で、ネット上に投稿したものと言われている。絵には自殺した少女の悲しみと怒りが宿っており、この絵を5分以上見つめていると、表情が変わったり、顔の陰影が濃くなったりするなど、絵に変化があらわれる言う。
また、5分以上見続けると体に異変が起きるともいわれている。(※諸説あり)実際にはこの絵は自殺した少女が描いたものではない。ロバート・チャンという中国系アメリカ人が画像加工ソフトを使用して作成した「Melancholic Princess 」というCGアート作品なのだそうだ。
④悪魔のおもちゃ箱(アメリカ)
写真:o-hikari.jp
ルイジアナのとある場所に悪魔のおもちゃ箱(デビルズ・トイボックス)と呼ばれる小屋が存在する。小屋の中は床から天井まで鏡張りとなっており、中にいる人間を全て写しだすという。ここに長時間いると魂を悪魔に抜かれると言われている。とある超常現象研究チームがそこで調査を行ったところ「この場所に5分以上いたら、誰もが平常心を保てなくなる」と語ったという。実際に4分間、小屋の中に閉じ込められた男性は、それ以降ふさぎ込んで何もしゃべらなくなったという。また、小屋の中に入った女性が心臓発作に苦しめられたり、中に入った子供が突然泣き叫び、2週間後には亡くなったという話もある。point 366 | 1
⑤鏡の中から死んだ赤子を引き出す悪魔の儀式、ベビーブルー
写真:karapaia.com
この都市伝説は、頭がおかしくなった母親がガラス片で自分の赤子を切り刻んで殺した後、その赤子を生き返らせようとしたという話が派生していったものだという。「ベビーブルー」は死んだ赤子を召喚する魔の儀式だ。まず夜バスルームに向かい、水蒸気で曇らせた鏡に指で「Baby blue(ベビーブルー)」と書く。その後ライトをすべて消し、鏡の前に両手を差し出す。すると死んだ赤子が腕の中に現れる。もしこの赤子を驚いて落としてしまうと鏡はバラバラに割れ、ベビーブルーの儀式を行った本人も命を失うという。point 334 | 1