ねばねばした触感が特徴の長芋、身体の中の水分のバランスを整える物質であるカリウムや、胃の粘膜を守る粘り成分であるムチンを含んでおり、身体にとても良い食材のひとつです。
写真:カゴメ
お芋と言えば、他のサツマイモやジャガイモなどは加熱しないと食べられませんよね。しかし長芋は生のまま食べることができます。この理由は、長芋の中に含まれるジアスターゼという酵素にあります。芋類に含まれているでんぷんを人の体内では消化できないため基本的に芋は生では食べません。しかし長芋は自信に含まれるジアスターゼででんぷんを消化してくれるため、加熱しないでも食べることができるのです。
①長いものサラダ
写真:楽天レシピ
長芋のおすすめレシピについてご紹介します。1つ目は長いものサラダです。長芋を細く千切りにしていきましょう。包丁を使っても良いのですが、粘り気で滑って危険なのと細めに作っていきたいので、スライサーを使用することをおすすめします。できたらめんつゆとわさびを混ぜたものを回しかけます。
写真:レタスクラブニュース
このままでも十分美味しいですが、ここに卵黄を落とすのがポイントです。卵白ごとでももちろん良いですが、卵と長芋がとっても会うのでぜひチャレンジしてみてください。上に刻みのりや小口切りにしたねぎをかけてもおいしいですよ。
②長芋の汁もの
写真:ミスビット
2つ目は長芋の汁ものです。だし汁を用意し、すりおろした長芋をだし汁で伸ばしていきます。アツアツのだし汁で作れば温かいお汁になります。スタミナ満点な長芋のすり流しを味わってみてください。青のりがとっても合うのでお好みに合わせてかけてお召し上がりくださいね。
加熱しない使用方法としては、冷しゃぶの付け合わせとしてポン酢をかけて食べたり、梅酢に付けておいてお漬物として白いご飯と合わせていただくのもおすすめです。
③加熱した長芋
写真:WOMe
最後に加熱した長芋のレシピをご紹介します。加熱すると生の時のねばねばした触感から、もっちりとした触感に代わります。このどちらも楽しめる料理として、海苔巻き揚げをおすすめします。
写真:クックパッド
長芋をすりおろし、一口大を海苔にくるみます。そのまま少量の油で1分弱揚げていきます。生でも食べられる上に、海苔が焦げやすいので思ったよりも短時間で引き上げたほうがよいかもしれませんね。油から上げたものの油を少し切り、冷めないうちに塩を適量降ります。お醤油で食べてもおいしいので、お好みに合わせてお召し上がりください。
他にも紹介できないほど魅力的な食べ方が沢山あります。今夜のおかずの1品にしてみてはいかがでしょうか。