ガラケーの充電残量充電残量アイコンの秘密
スマートフォンが普及してもう何年も経つ。
しかし、いまだにガラケーと呼ばれる従来の携帯電話を使っている人も意外と多い。
コンパクトで持ちやすい事や単純で使いやすいことから仕事用で使う人もいるだろう。
スマホは無駄に機能も多く、また画面も大きいので不自由な面もあるのだ。
そんなガラケーだが、今の若者以外なら皆が一度は使ったことがあるだろう。
スマホしか知らない世代からすれば信じられないようなガラケーの機能がある。
それが充電のアイコンだ。
ガラケーもスマホも充電のアイコンは似たような形をしている。
しかし、充電残量の表示が大きく異なるのだ。
ガラケー世代の人は誰もが経験したことがあるはず。
電池残量が「3、2、1」の段階表示となっており、2個や1個しか充電がない時、いつ充電が切れるかハラハラしたことがあるだろう。
外出するときに充電が2個しか残っていない。
外出先で切れないか心配しながら出掛ける。
充電は2個から1個にみるみる減り、ついには充電切れ。
アバウトすぎて充電の残量が分かりにくいと感じた人は多いはずだ。
パソコンやスマホは充電の残量は%表示となっている。
大きなメモリではなく数字ではっきりとわかるので、残量が把握しやすい。
ガラケー充電表示の秘密とは?
さてそんなガラケーの充電表示についてだが、こんな秘密があったのだ。
今はあまり使わないガラケーだが、懐かしさを思い出しながら充電の秘密について知っていただきたい。
充電のアイコンはどうして段階的に表示されるのかについて、auブランドを展開している、KDDI株式会社からlこんな話があったという。
「携帯電話はパソコンなどと異なり、ポケットに入れるなどするので、外部からの熱や湿度の変動が大きく、それに伴い電池の状態も刻々と変化します。そのため、あまり細かく表示を分けると、推定される残量の数値が増減し、お客さまに対して不信感を与えるので、大まかな3段階の表示としています」
つまり、ポケットやカバンに入れているとガラケーが温かくなり一時的に電圧が下がって充電が減る。
外に取り出すとガラケーが冷えるので電圧がまた上がり、充電が元に戻る。
こういうことが起きているのだ。
つまりパーセント表示にしてしまうとこの電圧の変化を細かく表示することになり、残量の数字が頻繁に行ったり来たりしてしまうのだという。
だから充電のマークはある程度アバウトな表示になっているのだとか。
アイコンの秘密は?
さらに充電残量のアイコンについて、驚くべきことも分かった。
充電が3個残っている時は長く使えるのに、2個から1個、1個から充電切れまでが早いと感じた人が多いと思う。
段階ごとの残量パーセントに秘密があった。
レベル3(残り電池表示3つ)…約30%以上
レベル2(残り電池表示2つ)…約10%〜約30%
レベル1(残り電池表示1つ)…約10%以下
(※キャリアによって、プラスマイナス5%ほどの誤差があります)ADVERTISEMENT
見ての通り、充電が2個残っているからと安心してはいけないのだ。
実際には30%以下しか充電が残っていないということだ。
充電が1個になったあと過ぎに充電が切れてしまうのも納得だ。
充電のアイコンが2個や1個の時には充電が残っていないのだ。
充電残量2個から受電切れがあまりにも早くて、故障かな?と思ったことがある人も多いだろう。
しかし実際には充電が2個や1個の時は残量が30%ほどしかないのだ。
まとめ
ガラケーを使っていた時の疑問が分かり、すっきりしていただけただろうか?
また、今でもガラケーを使っている人はぜひ充電残量についてご参考いただきたい。