一生愛すると誓って結婚をした夫婦でも、魔がさしてしまうことはあります。だからこそいつの世も不倫というものがなくならないのですが、一度不倫に手を出してしまうと様々なトラブルが考えられます。不倫をしている人にとっては「やってはいけないことをやっている」というスリルを味わっている状態なのですが、実際に後になって後悔をする人の方が多いのも事実です。では実際にどんな瞬間に後悔の気持ちが芽生えるのでしょうか。
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・不倫相手が本気になってしまったとき
既婚であることを隠している人もいれば、既婚だということをオープンにした上で不倫をしている人など形は様々です。どちらが安全というわけでもなく、どちらも危険だということを最初から知っておかなければなりません。
既婚だということを隠して別の人と交際してしまうと、相手は本気になりやすい傾向にあります。未婚同士の交際というのは将来結婚を念頭においているため少し神経質になってしまったり、意見が衝突しやすかったりします。それはお互いに相手が本命だからこそなのですが、不倫となると話は別です。
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不倫している側には本命がいるので、本気の交際をするつもりがありません。なんとなく余裕がありますし、意見の食い違いがあったとしても寛容に受け止めてくれたりするので、相手からすれば心地よい相手になってしまいそれが本気の恋愛に発展してしまうのです。逆に既婚であることを打ち明けていたとしても、交際していく中で相手のことを好きになればなるほど略奪を考えるようになり、離婚を促すようなことを言ったり、家庭に亀裂を生むようにわざと嫌がらせをしようとする人もいます。タイプは違えどどちらも危険なので、そんな状態に発展してしまった後では後悔をしても手遅れとなってしまう場合があります。
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・妻あるいは夫の健気な行動を見たとき
スリルを味わいたいだけの火遊びで不倫をする人もいますが、多くの場合は家庭に不満があるからこそ居場所を求めて不倫に走るという人が多いものです。仕事を終えて帰ってきても「おかえりなさい」の一言も言わない妻や、まったく家族サービスをしようとしない夫など、一緒に生活をしていれば不満が出てきて当たり前です。相手の嫌なところばかりが目立ってきてつい他の異性に逃げてしまうのです。しかし生活の中でふとパートナーの健気な行動を見てしまったときに不倫を心底後悔するという人がいます。たとえばおいしい料理を作るために一生懸命レシピ本を見ている妻の姿を見たり、子どもの運動会のために一生懸命体力作りをする夫の姿を見たりしたときは他の異性に逃げた自分を恥じて後悔するようになります。
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・恋人同士だった頃を思い出したとき
長い間夫婦生活を送っていたとしても、元々は恋人同士だったのです。付き合いが長いと恋人同士だったころのことを忘れてしまいがちですが、ふとした瞬間に思い出すとその頃の楽しかった思い出がよみがえり「一生愛すると誓って結婚したのに」という後悔と罪悪感が押し寄せてきます。
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結婚していたとしても人間ですから、魅力的な異性がいればそちらに目が行ってしまうこともあるでしょう。積りに積もった不満が爆発して家庭から逃げ出してしまう人もいます。しかしどこかで必ず後悔するときがやってきます。パートナーが不倫を理由に離婚を決断してしまってからではもう手遅れなのです。誰よりも大切だと思うからこそ結婚をしたのだということを思い出して、いかにパートナーが大切な存在なのかというのを再度確認するようにしましょう。早く気づくことができればまだ間に合うかもしれません。悪いことをしているのですから後悔することからは避けられませんが、関係の修復はできるかもしれません。