先日起こった京都アニメーション放火殺人事件の余波はいまだ続いていますが、7月28日のTwitterにて、遺族と名乗る方が、マスコミが無断で葬儀場に訪れ撮影をし困っていると投稿し、マスコミ側に非難が相次いでいます。報道の自由があるともいえども、あまりにも無神経なメディアは批判が免れません。
京アニ被害者の葬儀をマスコミが無断で撮影!

京都アニメーション事件の遺族を名乗るTwitterアカウントが突如投稿した内容。「京都アニメーション被害者の遺族です」と前置きしたこのネットユーザーは「記者達が実家に押しかけ、葬式場に連絡し、黙って押しかけ勝手に撮影しています」と被害を訴えています。point 220 | 1
やめてと言ってもやめない。
じゃあ友人に聞いてもいいですかって、ふざけてるんですか?あまりにも腹が立って直接話を聞きに言ったら、真相を・・と仰いましたけど、真相なんて遺族や友人に聞いてわかるんですか?
続きます↓
ADVERTISEMENT — 。 (@PQNKHmbGgrA8wEe) July 28, 2019
本当に、人の家の事情に首突っ込まないでください。
邪魔。
この垢はDM等は一切答えません。
— 。 (@PQNKHmbGgrA8wEe) July 28, 2019
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このツイートはネット上で即座に拡散され、同情の声が相次ぎました。「報道の自由」が許されているのをいいことに、被害者やその遺族を蔑ろにするメディアの取材方法に納得がいかないユーザーが非常に多いですね。
人の不幸に水を差すメディアはおかしい?
メディア側からしたら、このような人の不幸につけこみ、報道をすることで莫大なお金を稼げるのでしょう。しかし、当事者側にしたらたまったものではありません。今回の件だけではなく、5月に発生した川崎市の連続死傷事件では、朝日新聞デジタルが被害者の実名や勤務先、そして受けた傷について詳細に報じられたこともあり「被害者の事を考えていない」「楽しんでいるとしか思えない」と批判がされたばかりです。
また、メディアが葬式に訪れるというのは、今回の京都アニメーション放火殺人事件だけではなく、芸能人にも矛先が向けられているのは日常茶飯事。例を挙げれば、2014年9月にダウンタウンの松本人志が、実父が亡くなった直後、某週刊誌が実母を取材したことについて批判をしていたのは記憶に新しいでしょう。point 212 | 1
まとめ
このように、被害者や遺族のプライバシーを無視した振る舞いが問題視されているマスコミの存在。このようなマスコミの無神経な行動は今に越した話ではなく、時折訴訟にまで発展する今後もこのような過熱報道が続いた場合、該当のマスコミ会社には厳重な処罰を与えるべきですね!