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猪年は災害年!?あと1ヶ月…最近の揺れは首都直下型の前兆か


11月28日から12月5日までの1週間、関東地方を震源とした震度1以上の地震は16回発生。
茨城県や栃木県では12月3日、4日の2日間だけで、震度3以上の地震が5回発生しています。

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相次ぐ地震に人々の不安は高まっています。関東では「周りでは話をしている。そのうち首都直下型くるんじゃないか」という声も挙っています。

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4日午後7時35分に栃木県北部で発生した、最大震度4の地震の直後には、SNSで「地震、関東、多い」などのキーワードを含んだ投稿が急激に増加。

 

 

 

「最近地震が多い」「子どもがいるので不安」「直下で、直揺れするので怖い」……

多発する地震で広がる不安の背景には、今後、30年以内に発生する確率が70%といわれている、首都直下地震があります。

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地震研究の権威、東京大学名誉教授の笠原順三さんによると、多発している地震は二つのタイプに分けられるといいます。

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全体的に東日本大震災の余震活動は大きく分けて、地表付近に起こる「活断層型地震」と深い所で起きる「プレートが沈み込む地震」、二つのタイプの地震が起きていたといいます。

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この2つを見分けるポイントは震源の深さ。

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茨城県北部を中心に起きている地震は、震源の深さが約10kmと浅い地点で発生。これは地表に近い部分にできた亀裂による地震で、東日本大震災以降に多く発生してるタイプだそうです。

一方で、笠原さんが注意すべきと指摘するのが、茨城県南部などで発生した、震源が60km前後の深い地点で起きた地震。

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茨城南部の地震は首都直下につながる地震活動である可能性があるそうで、太平洋プレートとフィリピン海プレートが衝突してるような場所で(地震が)起きていて、それがちょうど首都圏直下地震の場所ともつながっており、もしも、首都・東京の真下が震源となれば、大地震となることも考えられるといいます。

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プレート二つがぶつかり合っているところは、茨城県の南部の少し東よりですが、それが南の方に来ると千葉の下くらいまで来る。そうすると、本当の首都圏直下地震となる。東京も震度6を超えるような震度になると心配されます。

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SNSには、東京・足立区の荒川沿いに出没して、4日に捕獲されたイノシシと地震の関連を指摘する声もありました。
実は、イノシシ年は災害の年などと言われる。過去には1923年に関東大震災が発生。1995年には阪神・淡路大震災。2007年に、新潟県中越沖地震が起きるなど、大地震が発生しています。

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この点については、笠原さんは「イノシシと地震は関係ないと思いますね」としています。

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気象庁は、今回の相次ぐ地震が直ちに首都直下型地震に関連するとは考えにくいが、いつ起きるかわからない地震に備えるよう注意を呼び掛けているとのことです。

しかし、これほど地震が頻繁に起こっているにも関わらず、「買おう買おうと思いながらなかなか…」「防災グッズのリストを作ったんですけど、まだそろえてないです」と二の足を踏んでいる人が多いようです。
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日本で地震というと、いつ、どこで起こってもおかしくないもの。これは関東大震災のみに関わらず、同じく近いうちに発生すると言われている南海大震災も同様。また、東日本大震災や熊本地震等々のような、起こると考えられていなかった地域の地震も同様です。

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これを機会に、是非地震のための防災グッズ、食糧備蓄を準備してみてください。