今月1日に逝去した、石原慎太郎氏(享年89)に遺産問題が浮上しつつあると発売中の「女性セブン」が報じています。
火種になりそうなのは婚外子の存在で、政治家の長男・伸晃(64)、次男でタレントの良純(60)、三男で同じく政治家の宏高(57)、四男で画家の延啓(55)の“石原4兄弟”の他に、銀座の高級クラブの女性との間に誕生した婚外子(30代)がいるというのです。
1999年に都知事当選の際、婚外子の存在について問われた石原は「事実です。20年前のことで私にとって若気の至りというか、不徳というか」と回答しています。
生前から石原は“死んでから身内がもめるのはカッコよくない”と葬儀や墓、財産整理と終活も周到だったといいますが、石原が田園調布の自宅を長男に渡すことを望んでいたとしても、この家を相続しない者は、相当する金銭を要求する権利があり“争族”も起こりえます。
亡くなる直前まで執筆し、今後3冊の遺稿も出版予定で、田園調布の自宅は土地と合わせて2億円以上の価値があるだけに、石原家の財産分与は波乱の予感です。
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