日本でも数年に一度は猟奇的な殺人事件がニュースの話題になります。座間の事件もとてつもないものでしたが、1997年に起こった神戸の事件もインパクトはとてつもなかったです。酒鬼薔薇聖斗のやったこと、現在を取りあげてみます。

神戸連続児童殺傷事件を起こした酒鬼薔薇聖斗の闇とは？

1997年兵庫県の神戸市須磨区で児童が連続で殺傷される事件が起こりました。事件当時は犯人の特定がされておらず、通り魔の犯行ではないかとの報道がありました。しかし、実際に捜査が進み犯人がわかると世間は驚きました。何と犯人は当時14歳の中学生であったからです。犯行声明文では酒鬼薔薇聖斗と名乗り、警察を挑発するような内容も世間を騒がせていたため、本当に犯人が中学生なのかと日本中が驚きました。point 220 | 1

写真: hitomoti.com

事件はとにかく残虐性が高く、3つの事件を起こしています。1つは女児2人はハンマーで殴り、1人に重症を負わせました。2つ目は公園で小学校4年生の女児を学校に案内させ、お礼としてカナヅチのようなもので頭部を殴り、逃走。女児は脳挫傷で帰らぬ人になりました。さらにその後も別の女児に小刀で腹部を指し2週間のケガを負わせました。3つ目は男児を殺害し、首を切断する猟期性が日本全体を震わせました。

写真: jin115.com

切断した頭部を持ちかえり、自宅で洗い天井裏に隠し、クシを入れたり、射精したりしたとのことです。おざましいにも程がある事件で報道を挑発する手紙をマスコミに送りつけるなどどこかゲームとして楽しんでいたフシもあります。その後、警察の捜査から犯人を特定し事件は収束しましたが、被害者、被害者の関係者だけでなく加害者の関係者にも深い傷が残る事件となりました。

酒鬼薔薇聖斗は2015年に絶歌を出版、印税は2千万円を超える！？

少年が起こした事件として裁判も話題になり、少年法についての是非も多くのコメンテーターから意見がありました。実際に少年法が適用されていなかったら死刑の可能性もありましたが、1997年10月に関東医療少年院に移送され、2005年に少年院を本退院が認可されました。その後、2015年に酒鬼薔薇聖人が「絶歌」を出版し、また大きな話題を呼びました。point 201 | 1

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事件当時の心境や少年院時代に思っていたことなどを赤裸々につづった内容は波紋を呼びました。発行部数は25万部とあり、酒鬼薔薇聖人が受け取った印税は2000万円を超えているとのことです。ネット上では巨悪な事件をし、その当時の心境を書いてそれだけのお金を稼ぐのはおかしい！という意見もありました。実際には被害者遺族への賠償金にあてられているとのことであるとのことです。腑に落ちない部分もあるかもしれませんが、慰謝料を支払うための行いだったのかもしれません。point 292 | 1

酒鬼薔薇聖斗の気になる現在は？

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気になるのが現在の酒鬼薔薇聖斗ではないでしょうか。あくまでも噂ではありますが少年院を退院し、現在は結婚、子どももいるとのことです。ネット上ではあれだけの事件を起こした犯人が幸せな家庭を築けるのか？という疑問がありますが真偽は不明です。できるならば被害者への罪を償い、平和な日常を自身とその周りの人に与えられるような振る舞いを続けてくれればと思います。

まとめ

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凄惨な事件は見たくないものです。しかし、現実にあることは何かしらの歪みがあるからかもしれません。できればこのような事件は二度と見たくないですよね。酒鬼薔薇聖斗も普通の生活を取り戻せるかはわかりませんが、反省し罪を悔い改めてもらえればと思います。