菅義偉首相(72)が自民党総裁選後に内閣改造を行うのではないかという噂が出ており、これがツイッター上で話題になっています。
支持率低迷と菅首相の不満
東京都など大都市圏で、新型コロナは “感染爆発” しています。それによって報道各社の世論調査でも菅政権の支持率は20%台まで下がっています。それだけでなく菅首相を悩ませているのが、加藤勝信官房長官(65)だといいます。
政治部デスクは「加藤さんが官邸にほとんどいないんです。官邸には在席表代わりの名前表示板があって、加藤さんは “不在” の時間が閣僚でいちばん長い。官邸内でも働きぶりの評判は悪いし、官房長官時代には安倍晋三前首相の泥をさんざん被ってきた菅さんは『加藤は逃げてばかりで役に立たん』と不満を溜めています」と話します。
ジャーナリストの須田慎一郎氏によれば、「自民党総裁選」までの2カ月を切った今、菅首相は支持率低迷と自身の不満を解消すべく対策を考えているのだとか。
焦っている菅首相。思いついた策は…
「首相が支持率回復のために考えているのは、総裁選後の内閣改造なんです」(須田氏)
来年度予算の概算要求が始まる9月以降の内閣改造は異例なことで、ツイッターでも支持率回復のための “やけっぱち内閣改造” と言われています。
須田氏は、「なので、大臣を動かすのはなるべく最小限にしたい。そこで菅首相が目玉に考えているのが、河野太郎ワクチン担当相を官房長官に据える人事。“不在の加藤” ではなく、ワクチン対応で発信力を見せる河野氏で流れを変えて、総選挙に向かいたいんです」 と話します。
しかし河野氏といえば、全国各地でのワクチン供給不足により昨今批判が増えており不安な面もあるようです。
ツイッターユーザーの声
このニュースにネット上では、
「完全にやけっぱちの自滅コース。政権交代した方がコロナ対策においてはるかに希望が持てる」
「あの口だけ無責任男か 、発信力ってただ口が軽いだけでしょ。でも官邸不在常態化の現・加藤官房長官よりマシっていう…」
「しかし、このタイミングで内閣改造って、菅さん混乱してきたかな?」
などの声があがっています。
これが単なる噂で終わるのか、はたまた実現して河野太郎ワクチン担当相が官房長官になるのでしょうか。
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