過去放送のドキュメンタリー番組『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)で、ANAの地上職女性が出向先の高級ホテルで悪戦苦闘する様子を紹介。
ホテル側の態度がヒドいとネット上で波紋を呼んでいます。
番組では、2018年にANAへ地上職で入社した井戸尋絵さんが、会社の方針でミシュランガイドに6年連続で掲載されたこともある奈良県の『登大路ホテル奈良』に出向することになり、慣れない仕事に四苦八苦する様子が放送されました。
テレビ誌ライターは「井戸さんは1泊約5万円以上の高級ホテルに出向しましたが、研修などはなく、初日から接客の最前線へ出向くことになったといいます。そんな中、ホテルのマネージャーから『おかしかったら「おかしい」と言います。できていたら黙っています。褒めませんので』などと、厳しく指導を受ける様子が紹介されました」と話します。
番組終了後、同ホテルの対応にネット上では
《重い荷物を運ぶのにエレベータ使わせないで、客案内をする先輩は乗るってなぁ。荷物だけでも載せてあげれば良いのに》
《昔からの日本の悪しき文化だな。上手く出来た時もお互いに褒め合う方が職場の雰囲気も良くなるし、スタッフのやる気や成長に良い影響を与えると思うんだけど》
《自分が働く側だったら秒でやめるわ。ホテルってこういう研修ばかりなのかな》
《いい大人が褒めませんってしっかり明言するのってどうなのかなって思う。時代の変化にはついて来れてないんだね》
などと非難が殺到しています。
また、井戸さんに厳しい指導をしていたマネージャーの第一ボタンがネクタイをしているにも関わらず見えていたことや、ワイシャツのカラーがきちんとスーツに収まっていなかったこと、さらには名札も曲がっていたことなどが指摘されており、炎上がヒートアップしています。
これをテレビで放送することにホテル側は何の疑問も持たなかったのでしょうか。疑問を持った職員がいても上司に言えるような社風ではなかったということでしょうか。
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