11月16日に法律違反薬物の所持容疑で逮捕された女優の沢尻エリカ。東京・目黒区の自宅マンションから薬物が発見され、警視庁本庁での取り調べの後に、お台場の東京湾岸警察署へと移送されたのですが、どうやら自宅までは湾岸署まで15キロも離れているそうですが、なぜ近くの警察署に護送されなかったのでしょうか?
沢尻エリカプロフィール
本名: 澤尻エリカ
生年月日: 1986年4月8日
出身地: 東京都
身長: 161cm
血液型: A型
沢尻エリカが自宅から湾岸署に移送された理由
11月16日に目黒区の自宅マンションからお台場の東京湾岸警察署へと移送された沢尻エリカ。実はいうと、自宅から湾岸署までは15キロ以上も離れており、車でも30分以上はかかる距離のようですが、なぜわざわざそこまで遠くの警察署に移送する必要があったのでしょうか?
女子専用の留置場として有名?
湾岸署は2008年に新設された、警視庁内で最も新しい警察署です。施設も最新で、192人もの大人数を収容できる留置場に加え、女子専用の留置場も整備されているのが特徴だといいます。竣工翌年である2009年には同じ薬物疑惑で逮捕された酒井法子が留置されて以来、芸能人の留置場所としてすっかり有名になったそうです。
近隣住民に迷惑がかからないようにするため?
ただ、女性専用の留置場があるといっても、当然ながら女性芸能人がすべて、湾岸署に留置されるわけではありません。15年10月に薬物事件で逮捕され芸能界を引退した元女優の高部あいら、そして昨年9月に酒気帯び運転とひき逃げで現行犯逮捕された元モーニング娘。の吉澤ひとみは警視庁原宿警察署に移送されています。原宿署にも同様、女性用の留置場があるといいます。むしろ沢尻エリカの自宅からは湾岸署よりも原宿署の方が近いです。
湾岸署には女性の容疑者のみならず、同じく薬物事件で逮捕されたピエール瀧、田口淳之介ら著名芸能人も留置されたといいます。湾岸署は埋め立て地のお台場に立地し、駅から遠い場所にあるため周辺に商業施設はほとんどなく、多数のマスコミが詰めかけても近隣住民に迷惑がかからないというメリットがあります。来年の大河ドラマに出演予定だった沢尻エリカの逮捕であるだけに、マスコミが訪れるのはまず間違いないため、警察側はそのような配慮をしたのではないか?という見方があります。
まとめ
このように、逮捕されても必ずしも最寄りの警察署に移送されるわけではない、という印象を抱きましたが、マスコミ対策のために自宅から離れた警察署に移送されるというのは、それだけに沢尻エリカがどれだけ普段から注目を浴びていたか思い知らされたような気がしますね。