輪郭に左右されるおでこの広さは、主に前髪でカバーすることが可能です。似合わないと考えるよりも、どうすれば似合うかを考えていきましょう。おでこの広さを軽減するには、おでこを見せる範囲以外に、縦横の比率を変える、視線を誘導する工夫ができます。
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三角形のおでこを作る
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おでこが広いと、思い通りの髪型にしづらいことで悩むケースがあります。前髪で隠すなどの対策を取りながらも、顔が大きく見られがちといった声が止むことはありません。見る人におでこの広さを錯覚させるには、おでこの露出範囲を三角形にする方法があります。縦横を強調して顔のバランスをシャープに整えるため、頬の大きさにコンプレックスがある場合でも効果的です。前髪をカーラーで巻き、斜め分けにすると三角形のおでこを見せやすくなります。
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前髪を編み込み、斜めに流すスタイリングもおでこの広さを軽減します。美容整形外科の高須クリニックでは美人の基準として、顔のパーツバランスが3等分されていることを挙げています。額の髪の生え際から眉毛の生え際、眉毛の生え際から鼻の先端、鼻の先端からあごの先、それぞれ3分の1が理想形です。
大人らしいヘアスタイル
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おでこを隠さない場合、オールバックやポンパドールの遅れ毛で生え際をぼかせます。同時に前髪など顔の周りの髪をカールさせると空気感を付与し、程度の過ぎない大人らしさと女性らしさを両立させられます。髪型が横に広がるため、おでこの広さと釣り合いを取ることもできます。
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前髪を眉の上でぱっつんにすると子供のようなかわいらしさを残し、緩くカールがかった後ろ髪が跳ねるボブは大人びて日本人離れした雰囲気になります。前髪の幅を広く取るワイドバングも似合いやすく、マッシュショートで耳の横にボリュームを持たせると輪郭をカバーできます。前髪の長さを左右で変えるアシメバングはおでこの出方を斜めに変え、切りっぱなしのように演出するのも手です。ロングヘアの場合、左右どちらかに三つ編みもしくは編み込みアレンジを作ることで、全体的なシルエットを調節できます。
おでこが広いメンズ向けの髪型にもポイントがある
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男性が広いおでこに悩むときの髪型には、いくつかポイントがあります。広いおでこを隠すならば前髪をアップにする、自然に隠すならば前髪を斜めに流す、隠し切りたいのであれば前髪にボリュームを出しましょう。バランスを取りやすいよう全体的には短くして、サイドはボリュームを抑えます。トップにボリュームを出しやすくなり、視線を向けさせる場所を増やせます。サイドが薄ければ頭皮が見えるため、おでこが目立たなくなります。
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自然に隠すため前髪を流す選択をするとき、女性と同じようにアシメバングにするとおでこから長い前髪へ視線を誘導できます。ベリーショートのソフトモヒカンや、前髪の両サイドを下ろして中心部分だけをアップバングにしたショートカットなどが作れます。前後左右1周ほど同じ長さに切る、丸みを帯びたナチュラルマッシュヘアの前髪は、おでこを覆い隠す長さと厚みを兼ね備えられます。
まとめ
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おでこの広さは髪型に制限を設けると捉えられることがありますが、新しい髪型へ目を向ければ挑戦のしがいがあります。全体的におでこを隠す他、どれほど出すか、あるいはほぼ全部出す方法があり、豊かなバリエーションを見せます。緩やかにパーマをかければおでこに対する印象が変わるため、様々な髪型を試す価値はあります。