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ネットやファッション誌では日々、さまざまなヘアアレンジが紹介されています。
簡単にできる、5分で完成!などと謳っているものも多く、手軽におしゃれな髪型を作りたいときの強い味方です。しかし、いざトライしてみるとなぜか全くうまくいかなかったり、すぐに崩れてしまうこともよくあります。
その原因は、普段の間違ったヘアケアからくる髪の傷みやうねりである可能性があります。おしゃれにまとまる髪を目指して、一度ヘアケアを見直してみましょう。
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◼︎まずは前日の夜から!翌日まとまりやすくなるバスタイムのコツ
まとまりのあるツヤ髪を作るには、前日の夜のケアが最も重要です。寝ぐせがつきづらい状態にすることで、翌日のケアが楽になるからです。シャンプー、ブローの2つの工程に分けてポイントを紹介します。
・シャンプーは地肌マッサージを兼ねて行う
一日の汚れを落とそうと思うと、ついゴシゴシと強い力で洗いたくなりますが、実はそれはあまり地肌にも髪にも優しくありません。地肌は他の皮膚以上に傷つきやすいため、爪を立てずに指の腹でもむように洗うのがおすすめです。そうすることによってマッサージ効果も生まれ、健康な髪が生えてきやすくなります。また、本来シャンプーは髪よりも地肌の汚れを落とすためのものなので、毛先ばかりを洗うとかえって傷みやすくなってしまいます。毛先の汚れはシャワーのみで十分落ちる
ので、必要以上に洗う必要はありません。
・ブローは目的によって適した方法がある
洗った髪をそのままにせず、すぐに乾かすことで翌日の寝ぐせはかなり軽減されます。
そして、ただ乾かすだけでなくちょっとしたコツを意識することで、よりまとまりやすい髪質になることができます。ボリュームを落ち着かせたい場合は、櫛で梳かしながら、髪が内側に向くようにドライヤーの風をあてるのがおすすめです。そうすることで外にはねてしまったり、うねってしまうのを防ぐことができます。
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◼︎朝忙しくてもできる寝ぐせ治しのコツ
前日どんなにケアをしても朝起きたらとんでもない寝ぐせがついている、という方も多いです。寝てる間はコントロールしようがないので仕方がないのですが、朝の短時間でしつこい寝ぐせを直すのは大変です。ヘアアレンジまでしようと思うとさらに忙しくなってしまいます。そこで、手早く簡単にできる寝ぐせ直しの方法を2つ紹介します。
・蒸しタオルで頭を包む
水で濡らしたタオルをラップで包み電子レンジで1分ほど温めると、手軽に蒸しタオルを作ることができます。このタオルで寝起きの頭を包み、5分ほど置いておくと全体がしっとり湿ります。そのあと、ドライヤーでいつも通りブローするだけで仕上がりがかなり変わります。はねていた髪が落ち着き、ヘアアレンジをするのに最適な扱いやすい髪になります。
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・カールをつける前に一度ストレートアイロンを通す
おしゃれなヘアアレンジの代表格と言える巻き髪ですが、きれいに巻けなかったり、すぐにカールがとれてしまったり意外と難しく、自分ではできない方も多いです。きれいに巻けない原因のひとつに髪のうねりがあります。うねりのせいで的確に髪の束を掴むことができず、うまく巻けなくなっているのです。なので、うねりを直すために一度ストレートアイロンを通します。
まっすぐにした髪を改めて巻く、このひと手間でかなり髪が扱いやすくなります。
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◼︎まとめ
前日の夜、当日の朝のふたつに分けてまとまりやすい髪を作るポイントを紹介しました。
全てこなすのが大変なら、できる範囲で取り入れていくのも良いでしょう。毎日のちょっとしたケアの積み重ねが、まとまりのある美しい髪に繋がり、ヘアアレンジのしやすさにも繋がります。
髪型が決まるとその日一日の気分も上がります。おしゃれな髪型で学校やお仕事を乗り切ったり、休日のおでかけスタイルをより華やかにしたり、充実したおしゃれライフを目指しましょう。