一時期ブームにもなった「港区女子」一度はその名前を聞いたことはあるのではないだろうか?また同時にどこかしらで、「ギャラのみ」といった言葉は聞いたことがあるだろう。
そんな、「港区女子」と「ギャラ飲み」のかけ合わせて生まれた問題について紹介していきます。
【「パト」運営会社の調査で相次いで発覚した“税金の申告漏れ”】
今年2月東京国税局が調査し、ギャラ飲みを仲介する最大手アプリ「パト」の運営会社の「キャスト」と呼ばれる女性登録者の間で税金の申告漏れが相次いでいることが明るみに出ました。
なかには、一千万円を超える税金の支払いを迫られた大物もいるとのことです。
また利用者であろう女性のコメントでは
「コロナ禍で始めたんですが、そのうち国税から電話もかかってきたので急いで税理士を探しました。
実際そこまで稼いだわけでもないですし、うまく経費処理をしてもらったので、罰金込みで数十万円の納税で済みましたが……」
とちょっとしたお小遣い稼ぎではないような金額だったのであろう発言に驚きを隠せない。
また更には、コロナの影響で職を失った女性(元々ラウンジやキャバクラ)やなかなかアルバイトなどの職に就けなかった大学生たちが知識もなく働いていた可能性があるということです。
【事件化はしてないものの窃盗も…】
元々はテレビ番組でも聞いたことのあるように、芸能関係者などの間でクローズドに行われていたギャラ飲みでしたが、
アプリができたことで更に手軽さなどから知名度が上がり、昼職をやめてキャスト一本で稼ぐ女性もいたようです。
ですが、国税局の調査が入った途端人気に陰りも生まれ、最近はキャストの“質”の低下を嘆く声もあるとのことです…
またキャストさんによりますと
「今年5月には客の財布から女性が金を抜く場面をとらえた防犯カメラの映像がツイッターでバズりましたし、客側が女の子の金を盗むケースもあると聞きます。
事件化はしていませんが、男も女も顔と名前を晒され、『●万円盗まれた』『こいつは気を付けろ』と被害報告を共有する300人ぐらいのLINEグループもできました。
金払いのよかったマスコミや芸能関係者は暴露系YouTuberを警戒しているのか、めっきり減った印象です。一方、ギャラ飲み自体の知名度が上がったからか、一般人も増えました。そういえば、お坊さんと飲んだこともありますよ(笑)」
とコメント。
こちらで調査したところデイリー新潮にて、その暴露ともいえる記事が見かけられ、Twitterなどでの情報では似たような事件を示唆するようなツイートが多々見かけられました。
【多く消えていった、彼女たちは今…】
大衆化し有象無象としたギャラ飲みですが、今現在は「クローズドな人脈で回帰している」と港区の飲食店関係者は語り
ギャラ飲みができる個室のバーなら、仲のいい店員に呼べば来てくれるとのことです。
また、港区の飲食店関係者は
色々な飲食店の店員が入っているLINEグループに女の子が何百人も登録して、当日も呼べ相場は女性一人当たり、2時間で2万円弱。
また利用理由として、アプリだとランクで30万円ほどする子もおり、店側で頼んだ方がリーズナブルとのことです。
更には、同様に年齢や職業、写真でも選べます。なんならカップ数でも選べるとのことや
アプリでは、キャスト内に私服警官が紛れ込んでおり違法〇物を吸い始めた男性客を逮捕したという話が関係者の間で出回ったためか
信頼できる店側に頼む客が増えたとのことです。
またこのようなことに対して、ネットユーザーの声は
《税金払うの嫌だから人が減ったってめちゃくちゃな業界だよな。Uberの配達員も国税に調査されたけど、経営者は給与であれ報酬であれ支払った金額とマイナンバーを紐付けで税務署に申告させれば脱税出来なくなるのに、なんでやらないの?》
《ギャラ飲みなんて楽して稼いでやろうってのは、うまくいかないよ。 税金から逃れちゃいかん。払うべきものは払わないと。》
《なんでもいいけどちゃんと税金だけは双方払えばええやろ》
と、当たり前だがきちんと税金は払うようにというコメントが相次いでいる中で
《パトはお客を接待する時に使った事あります》
というコメントに対しての共感が多く、きちんと税金を払っている方にはかなり便利なアプリであることもわかりますね。
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