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“統一教会”元信者が語る、山上徹也容疑者だけではない「献金家庭崩壊」の数々「また事件が起こるのでは?」「取り締まった方が…」


安倍元総理が銃撃され死亡した事件で逮捕された元海上自衛官の山上徹也容疑者の「献金で家庭が崩壊した」供述で、11日に母親が入信していた宗教団体、かつての「統一教会」、現在の「世界平和統一家庭連合」が会見を開き山上容疑者の母親が信者で献金していたことを認めました。

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世界平和統一家庭連合 田中 富広 会長: 「破綻されたこの家庭の諸事情は私どもも知りません。ただ、破綻されたことは知っています。その後、このご家庭に高額献金要求したかということについて記録上一切残っていません」 母親は1990年代後半に統一教会の信者となり、生活が経済的に破綻したといいます。

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同じ時期に信者だった人の話では、「いくらお金があるかと聞かれる。そんなに貯金はないって言うと、生命保険を解約したり、カードローンですかね。借りられるところまで借りるっていう。自分がやらないと。」と語り、巧妙なマインドコントロールで献金せざるを得ない状況に追い込まれたというのです。

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一方、世界平和統一家庭連合は会見で、現在はコンプライアンスを徹底していてこういったトラブルは過去のことだと話しました。しかし、霊感商法の問題に取り組む弁護士の話では「全く白々しい発言だと思います、信者は従わざるを得ないんですよ、信者としてはノルマなんですよ、目標だとはいいつつノルマ、絶対に達成するべきノルマなんです、したがって死ぬ覚悟でやれと、何回もそんな資料を見ました。多い人は10億、20億の被害でもありましたし、そういうお金を裁判で取り戻したこともあります。現実にたくさん見ていますし、今も相談を受けているケースがあります」と現在も続いていることを明かした。point 339 | 1

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また山上容疑者のように、家族が信者となり、多額の献金をして家庭が崩壊したケースはほかにも複数あるといい、家を売ったり、自分の親の財産まで何とかしようとしたりもあったと言います。

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