以前放送された「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)にお笑いタレントの出川哲朗さんが出演。かつてロケ中にディレクターから提示された「衝撃のカンペ」を振り返っています。さて、その内容とは…!?
1990年代の人気番組「電波少年」(日本テレビ系)は、有吉弘行さんが大ブレイクを果たすキッカケとなったことでも知られています。
同じく同番組に出演していた出川さんは、「本当に頭のおかしい人たちが作ってる。本当に酷い番組」と表現し、番組が“リアルガチな過激さ“をウリにしていたことについて振り返りました。
出川さんは「すごい簡単に言うと、バラエティーで戦争中の国に行かされるんですよ」と普通では考えられないロケ地に送り出されたこと明かしました。
その中でも“最も衝撃的な出来事“として出川さんが挙げたのは、戦争真っただ中のロケ先に同行したディレクターから告げられた無茶振り。
「忘れもしない。『撃たれて!』ってカンペ出されて。(芸人として)おいしいから」と異様な演出を求められた過去を打ち明けました!
そうした“なんでもあり“な番組へ出演し続けてしまった出川さんは新宿や渋谷などの繁華街では頻繁にチーマーから「出川狩り」の被害に遭ったと明かし、50人ほどのチーマーに追いかけられることが“日常だった“と振り返っていました。
また、自宅にも連日連夜冷やかしの訪問が引っ切りなしの状態だったといいます。
現在であれば、コンプライアンスが徹底されているので出演した芸人にケガをさせてしまうだけでもテレビ局が大きな非難にさらされてしまいます。
実際には、本当に実弾をカラダで受けるような意味で言われたのではないのかもしれませんが、「撃たれて!」なんて要求はさすがにヒドイですね…。
出川さんは他にもあらゆる番組で危険なロケに挑み、サメやヒグマとキスをする企画など、猛獣とは“ひと通り絡んでます“と豪語したことも。
本人はそのようなとんでもない要求に腹を立てることもあるとしながらも、スタジオがウケてくれるならと引き受けてしまう性だと認めていました。
そんなこのエピソードを受け、視聴者からは、『だから今がある。努力の人だよね。素晴らしい』『実直な人柄が認められたのだろう。ブレずに長くやった甲斐があったね』『つくづく思うけど、本当に今のテレビは面白くない』など、出川さんのプロ意識に対して労いの声や現在のテレビ番組に対しての反応もあがっています。
過去に“撃たれる”ことすら求められてきた“リアルガチ“な出川さんからすれば、現在のバラエティー番組はぬるく感じてしまっているのかもしれませんね!?
バラエティー黄金期を“体当たり芸“で支えた出川さんの貢献は非常に大きなものだったと言えるのではないでしょうか。
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