19日に開催されたキックボクシング「THE MATCH 2022」。そのメインイベントで那須川天心(23)と武尊(30)が激突し、ファン待望の“世紀の一戦”は、天心が5-0の判定で武尊を下しました。
本来ならば19日夜、この試合を生放送する予定だったのがフジテレビでした。直前になって見送りを発表し、代わりに「超ド級!世界のありえない最強映像2022」を放送したが、低視聴率に終わりました。世紀の一戦の盛り上がりを受けて、局内からは案の定「やっぱり放送しとけばよかった…」と後悔の声が出ているというのです!
衝撃が走ったのは、大会を3週間後に控えた先月31日のことだったといいます。フジは突然「主催者側との契約に至らず、フジテレビで放送しないことが決まりましたので、ここにお知らせします」と発表。これに両者がネット上で反論し、放送を訴えるも、予定していた生中継を取り止めた形となっていました。
この一戦はフジテレビが地上波での生放送を中止したため、会場以外ではABEMAのPPV(一般チケット5500円)でしか見ることができませんでした。
しかしPPVの値段は5500円と高額だったにもかかわらず、売り上げ50万件以上と、格闘技の歴史に残る数字を残していたため、予定通りフジが生放送していれば、高視聴率を記録していたのは間違いなかったでしょう。
最近のフジは、とにかく混迷を極めているので、局内から「放送すればよかった…」と後悔の声が飛び出すのも言うまでもないでしょうね…。熱戦に次ぐ熱戦に沸いた東京ドーム。やることなすこと裏目に出るフジには残念としか言いようがありませんね。
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