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「天皇陛下謝罪発言」の次は「セ〇ハラ騒動」、、韓国国会議長へ辞任を求める声


韓国のムン・ヒサン(文喜相)国会議長は今年2月、慰安婦問題をめぐって、”天皇陛下が謝罪すれば解消される“などと発言し、日本政府が謝罪と撤回を求めています。さらに、ムン・ヒサン国会議長は、メディアのインタビューに対し同様の発言を幾度となく繰り返していて、日本政府は韓国政府に対し、断固たる対応で抗議する姿勢を見せていました。

菅官房長官「コメントする気にもならない」

ムン議長は、革新系のハンギョレ新聞の27日の朝刊に掲載されたインタビューで、日本側の反発について「真意が伝わっていない」とし、「安倍(晋三)首相、または日本を象徴する国王(天皇陛下)がひと言謝罪すれば、根本的に問題が解決されるとの趣旨だった」と述べました。

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日本経済新聞

さらに、「戦争犯罪や人道に対する犯罪に時効はない。ドイツは謝罪を続けている。誠意のある謝罪が最も重要だ」などと説明し、謝罪や撤回は避けました。続けて「ドイツが敗戦国なのにヨーロッパのリーダーになったのは、すべての問題に謝罪し続けているためだ」と主張しました。

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日本政府はこれに対し、「失礼な発言であり、政治に関与しない天皇陛下に謝罪を求める点も不適切だ。慰安婦問題は2015年の日韓合意で最終的かつ不可逆的に解決している」として、外交ルートで韓国政府に抗議し、文氏に謝罪と撤回を再度求めました。

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政治知新

ムン国会議長の発言については、先月27日に開かれた自民党の外交関連会議でも批判の声が上がっていました。菅官房長官は、記者会見で「今般の発言も含めて、韓国の国会議長の一連の発言は、はなはだしく不適切であってコメントする気にもならない。ただ、本件のあとに、外務省アジア大洋州局長から在京の韓国大使館の次席公使に対して強く抗議するとともに謝罪と撤回を求めた」と断固たる姿勢を見せました。point 244 | 1

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 ムン国会議長のセクハラ疑惑

メディアで「慰安婦問題の解決には天皇の謝罪が必要」と話していた韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が、今度は女性国会議員に対するセクハラ騒動で再び注目を集めています。

スプートニク

韓国国会は今月24日、選挙法などの処理案件指定をめぐり対立していました。性急な法案成立に反対する保守系最大野党、自由韓国党の議員らが文氏の議長室を訪れて抗議し、もみ合いになったそうなのですが、この時、文氏が女性議員の腹部を両手で触ったと同党は主張しています。

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さらに「セクハラだ」と抗議した女性議員に、ムン国会議長は「こうしたらいいのか」と言って同議員のほおを両手で覆いました。それに対し、再度抗議する議員を両手で抱きしめたと言います。

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ムン国会議長は謝罪の意思を示し、「場を去ろうとし体が接触したのをセクハラといわれ、カッとなった」(国会報道官)と説明しましたが、女性議員は「単なるセクハラ問題じゃない」と精神的衝撃を訴え入院するまでの騒ぎとなりました。さらに同党はムン国会議長を告発する構えだということです。〔セクハラを受けたと主張する国会議員〕(下写真参照)

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NEVER NEWS

これを受けてムン国会議長は、批判にショックを受けたために、国会近くの病院に入院中で「低血糖ショック」の症状が出ているそうです。こうした騒動に韓国の政界では、「まるで動物国会だ」とあきれる声が続出しています。

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