8月27日に放送された特別番組「大阪ほんわかテレビ特別企画 仁鶴師匠ありがとうございましたスペシャル」(読売テレビ)には、タレントの間寛平さん(72歳)が出演。この日の放送回で、寛平さんは落語家で吉本興業特別顧問の笑福亭仁鶴さんの訃報に接し、「ずっと泣いてました」と語りました。
仁鶴さんは8月17日、骨髄異形成症候群のため、大阪府内の自宅で逝去。1993年に始まった「大阪ほんわかテレビ」には、30年近くにわたって出演していました。今回、番組ではそんな仁鶴さんを追悼する企画として放送。司会を務めた桂南光さん(69)は冒頭で「明るく偲んで行きましょう」とスタートさせ、93年6月の番組開始から共演した寛平さんは、仁鶴さんが亡くなる半年ほど前に電話で話をしたそうで、
「食事しましょうとか、ゴルフ、いつでもお供しますと言ったんです。『また、電話するわ』と言ってたんですが」と再会が叶わずガックリ。月亭方正さん(53)は「大師匠と一緒の空間にいれて幸せでした。思っていた通りの温かい人でした」と偲びました。
2010年の特番で「アースマラソン」挑戦中に前立腺がんが発覚した寛平さんを励ますため、仁鶴さんが大嫌いな飛行機を乗り継いではるばるトルコを訪ねた涙の名シーンも公開。映像を見て「まさか来てくれるとは思わなかった」と思わず感極まった寛平さん。
エンディングでも涙ながらに感謝の気持ちを述べたほか、アースマラソンでの激励を振り返り「大好きな隆子姫と会いましたか?2人仲良くそっちで過ごしてください。ホントにありがとうございました」とメンバーを代表してメッセージを贈ったのでした。関西人の40歳以上にとっては深夜からの『ほんわかテレビ』での仁鶴師匠の存在は大きいでしょうね。
仁鶴師匠、改めてお悔やみ申し上げます。
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